冬から春にかけてロードバイクで外を走る
には厳しい季節になります。積雪や路面の
凍結、花粉症など・・。
せっかく冬までに走りこんで絞った身体を
鈍らせたくない！という方にはローラーを
使ったトレーニングをお勧めします。
自転車競技とは切り離せないローラー
ローラーは大きく分けて2つの種類が
あります。
- 固定ローラー
- 非固定ローラー
「固定」「非固定」の違いは車輪を固定
して使うかどうか、です。
現在はそこからさまざまなモデルが派生
しています。
固定ローラー
ミノウラ(MINOURA) サイクルトレーナー Smart Turbo KAGURA 神楽 LST9200
スマートフォン対応の自転車トレーニング用ローラー台。
自動負荷調整機能や各種センサー統合の負荷ユニット搭載のタイヤドライブ式。
フレーム部のロックを外すことにより、ハブ軸は固定したままで負荷装置を自重/固定モードに簡単切り替え。
1台で2通りのトレーニングが可能。
自重モードは実走感があり、滑らかなペダリングが可能で、スマートアプリを利用したバーチャルトレーニング、バーチャルサイクリング向き。
固定モードは筋トレ、インターバルなどパワートレーニング向き。
推奨スマートフォンアプリはZWIFTとKinomap Trainer。
他にはWahoo Fitnessなどのスマートフォンアプリにも連携可能。
スマートフォン、パソコン、タブレットと連携することで、レースに出場しているようなリアル感や臨場感のある練習ができる。
また、電源がない場所でも使用できるよう、ユニットにはQuattroトレーナーで採用した3段階負荷装置を搭載。
1年の保証期間付き。マグライザー(黒)、専用クイックレリーズ付属。
後輪をローラー台に固定し、前輪も左右に
ぶれない様に専用のパーツで固定する
ローラー台です。負荷装置がついており、
その負荷装置をタイヤにおしつけて負荷を
かけるもの、リム(車輪)に負荷装置を当てる
ものなどがあります。
前輪の固定するパーツは床面に置くのが
基本ですが、高さを付ける事でヒルクライム
を疑似的に再現する事ができます。
メリットは車輪を固定しているので、
ペダリングを止めたり、思い切りもがいても
バランスを崩して転ぶことがない、使わない
時は小さく折りたたむことができる、後輪
だけが動くので、非固定ローラーに比べて
静粛性に優れる事です。
デメリットは、いちいち後輪を外す手間が
かかる事、固定方法を間違ったまま使用
すると衝撃がローラー台に固定されている
部分にかかりフレームの破損を起こす
可能性がある事、負荷装置への押しつけ方が
うまくいかないと(タイヤやリム)が回転する
うちに摩耗して、そのカスで床が汚れて
しまう事です。
上記の事から、固定ローラーは初心者でも
楽に室内トレーニングを行う事ができる
機材というのが分かります。
非固定ローラー
ミノウラ(MINOURA) 3本ローラー モッズローラー 折りたたみ式 乗降用ステップ付
- 標準装備:乗降用ステップ、前輪ガード、滑り止めゴム
- 材質:アルミ製
- 対応ホイール:24インチ~700c
- 適合ホイールベース:950~1,090mm(+/-10mm)
- ローラー サイズ:直径/80mm、幅/415mm
- 折りたたんだ状態で直立保管が可能
- 重量:6.5kg(乗降台、前輪ガード含む)
非固定ローラーは、ロードバイクを筒状の
ローラーの上にのせて、その上でペダリング
することでローラーを回し、バランスをとり
乗るローラーです。筒状のローラーは基本
3本となっていて後輪側2本、前輪側1本と
なっています。
メリットは、タイヤを外さずに乗る事が
できるので面倒がない、固定ローラーに
比べて実走感が高く、バランス感覚も
鍛える事ができる事です。
デメリットは、ローラー上で乗るのに
コツが必要で初心者の人には難しい、
自転車が固定されないのでペダリングを
止めると倒れてしまう、ダンシングや
もがきを入れるとローラーからタイヤが
外れて転倒する、止まる時に無意識に
ブレーキをかけると転倒する、と固定
ローラーよりある程度技術が必要に
なる事です。
おわりに
せっかくロードバイクを購入したのに
上のような理由で走れない、というのは
もったいないですよね。また、コロナ
ウイルスもこの冬にインフルエンザの
ように流行する恐れもあり、リスクを
考え、室内でのトレーニングを検討
するのもありでしょう。