コロナウイルスの非常事態宣言が発令され
複数で走るのもはばかられる今のご時世。
Zwift等を使ったローラー練習が大人気で
すが、屋外と違い体に風が当たらず、
汗が蒸発しないため10分もしないうちに
汗だくになってませんか?
前回は扇風機などを紹介しましたが、
今回はロードバイクを汗から守るための
方法を解説いたします。扇風機や動画
配信サイトについてはこちらから。
-
ロードバイク室内トレーニングに必要なもの まとめ
冬の間や梅雨で長く外を走れない時の室内 トレーニングに必要な物品についてまとめて みました。 ローラー台はスマートトレーナー化できるものがオススメ ひと昔前は3本ローラーは自転車を降りないと 負荷を変 ...
続きを見る
体の中で一番汗をかくのは額
体の中でいちばん汗をかくのは額です。
これは生命を維持するために最も大切な
器官であり、なおかつ熱に弱い「脳」の
温度を一定に保つために重要な仕組み
だと考えられているからです。また男性の
方が女性よりも汗をかく量が多いようです。
普段の外のライドでも汗が額から落ちて
きて目に入り、汗の塩分で目が痛くなった
事はないでしょうか。
タオルを巻いて汗を止める。
一番安上がりなのが、タオルを頭で巻く
いわゆる「土方スタイル」です。しかし
これは30分もローラーを漕いでいると
タオルにしみ込んだ汗が、顔を下に
向けた瞬間、水のように流れ出して
きます。こうなるとローラー練習中
ずっと汗が止まらなくなり、自転車
から床まで汗まみれになります。
専用の汗止めバンドを使う
アメリカのサイクリストが開発した究極の
汗止めヘッドバンド、という触れ込みの
シリコンパッドが額からの汗を両耳側に
流す仕組み。シリコンも柔らかく、額に
フィットするため、使い勝手はいいとの
事ですが、中にはシリコンの形が額に
残ったり、シリコンが剥離するなどの
意見もあります。また値段も2343円と
なかなかいい値段です。使いまわして
使うにはコスパはあまり高くなさそう。
庶民の味方 ワークマンにも吸汗バンドあり
すっかり低価格のアパレルブランドとして
定着したワークマンでも吸汗用のグッズを
販売しています。もともとは建築業の作業
服を販売していて、ヘルメットを被っても
違和感がない商品となっています。材質は
ポリエステルと綿で、肌触りは悪くあり
ません。ゴムバンドで程よい締め付け感が
あります。
使い込んで毛羽立ちしています。
汗を横に逃がすような構造ではなく、
綿とポリエステルで吸汗するだけなので
タオルと同じように吸収力を超えると
水のように汗が流れ出します。また
厚みがあるので、ヘルメットの下に
着けるのは難しいので、室内練習用と
割り切ったほうがいい事です。
ただし、この商品にいいところは
①199円(税抜)という低価格
②片手で外して片手で装着できる手軽さ
です。タオルは両手で結びなおさないと
いけないので固定ローラー以外では
ハードルが高く、haloより安いので
何個か購入して汗が染みだしそうになった
ら交換すれば快適に練習が続けられます。
終わりに
汗対策はローラーができなくても筋トレ
等のトレーニングでも必要になります。
性能を重視するならHalo、コスパなら
吸汗バンドをオススメします。