Yahoo!ニュースでスキー場がコロナ禍で
30か所も休廃業したとのニュースがあり、
マウンテンバイクで走れるように開放
したらいいのに、と思いました。
外国人観光客の落ち込みや少子化の影響・・との事。
外国人観光客の誘致に力を入れてきた新潟県では、今季5か所のスキー場が営業を休止した。南魚沼市の五日町スキー場は、昨季までの収益の大幅な落ち込みに加え、今後の感染状況が見通せないとして、休業を選択した。運営会社の担当者は「小さなスキー場が経営を維持するのは大変厳しい」とこぼす。
佐賀県内で唯一のスキー場だった佐賀市の「天山スキー場」の運営会社は今年1月、「数年来の雪不足と新型コロナの影響」を理由に廃業を発表。その後、佐賀地裁から破産手続き開始決定を受けた。福岡市から車で約1時間という立地が人気で、シーズンに10万人以上が訪れることもあったが、経営悪化には耐えきれなかった。 ~記事より引用~
降雪量はあるものの、コロナ禍で大規模な
集客が見込めず休廃業するスキー場が多い
との事です。そのほか、1998年のピーク時に
約1800万人いたスキーやスノーボード客が
2020年には約430万人と大幅に減り、メジャー
なスキー場に流れる事で、地元の小さな
ゲレンデには客足が遠のいた事も休廃業の
原因とも言えます。
ウインタースポーツにはお金がかかるのも要因か
ウインタースポーツにはとにかくお金が
かかります。ゲレンデまで行く交通費、
リフト代、お昼代、泊りがけで行くと
ホテル代など・・・。装備も性能の良さと
快適性は値段に連動しています。
昨今はガソリン代も高いし、消費税も
上がっているので、なおさらです。
また少子化で家族連れでゲレンデに行かなく
なる、またウインタースポーツ人口の高齢化
で、止めてしまう人が増えているのも、
要因と思われます(コロナ禍で高齢者の
引退が加速された可能性もある)
シーズン外でのお客の呼び込みで休廃業を回避する必要がある
バンクーバー冬季五輪の舞台となった
カナダ ウイスラー&ブラッコムは、
スキーやスノーボードの聖地でもあり、
マウンテンバイクの聖地でもあります。
冬にスキー客やスノーボード客を載せた
リフトやゴンドラが夏場はマウンテン
バイクを運んでいます。
日本でも同じように夏場はマウンテンバイク
にゲレンデを開放しているスキー場もあり
ウインターシーズン以外に違うジャンルで
人を呼び込む必要があるでしょう。
(そうまロマントピアスキー場にて
大会の1カット)
地元の十和田湖温泉スキー場も夏場は
シバザクラを植えていて県内外から
観光客が訪れています。
個人的には十和田湖温泉スキー場も
マウンテンバイク用のコースを
作って夏場開放してくれないかな、と
思っています。
おわりに
せっかくの資源があるのに使わないのは
非常にもったいない。生き残るためには
別の視点で経営を見直す必要があります。
ゲレンデの利用価値は冬だけではないと
海外でも証明されているので、日本も
ぜひ後を追って欲しいものです。