ロードバイクに乗った次の日にお尻が痛い・・。
触るとなにか盛り上がってる！
そんなあなたに実体験からアドバイスします
その名は毛嚢炎
毛嚢炎とは毛穴の奥にある毛根を包んで
いる「毛嚢」という部分が炎症を起こす
事をいいます。
原因は毛穴が傷ついたり皮膚が汗などで
湿ったりした状態で、そこから菌が毛嚢
に入り込む事です。
盛り上がった周囲が赤くなったり
膿が盛り上がる丘疹と言われる
できものになります。
症状は「圧迫したときの刺すような痛み」
でかゆみはほとんどないのが特徴です。
毛嚢炎を治す方法
痛みがない場合は患部を清潔にすることで
自然に治りますが、痛みがある場合は抗菌薬の
服用や塗り薬での対応になります。
ただ、皮膚科に行ってお尻をお医者さんに
見せるのは抵抗がある・・・という
時は市販の外用薬がおすすめです
【第2類医薬品】クロマイ-N軟膏 12g
私もクロマイ-N軟膏を使っています。
ただ塗る場所がお尻なのですぐ下着で
患部に塗った薬が取れてしまうので、
塗ったところにバンソーコーを貼って
保護しています。
注意すべきは痛みがなくなるまで、
ロードバイクに乗らない事です。
患部が圧迫されると血流も悪くなり
なにより汗をかいて菌が繁殖しやすい
環境になります。
その間は筋トレなど違うトレーニングや
ロードバイクから離れる完全休養に
すべきです。
私の場合、大体1週間くらいで完治
しています。
毛嚢炎にならない方法は？
毛嚢炎の原因は皮膚に細かい傷がついて
そこから菌が入り込む事です。
硬いサドルにまたがって長い距離を
走ると皮膚と衣類がこすれあい、
目に見えない細かい傷が皮膚に
つき、そこから菌が入り込みます。
そのため、走り出す前に滑りを
よくするワセリン系の潤滑ジェル
を使用するのがオススメです。
ワセリン【イナーメ・スポーツアロマ】Chamois GEL ラベンダーの香り（シャモア・ジェル）衣類の擦れ防止 【正規品】90g 高純度 ジェル
アマチュアの強豪チーム「イナーメ信濃山形」が
使用する白ワセリン系の潤滑ジェルです。
ラベンダーの香りで皮膚に直接塗って使用します。
私は主にふとももの内側、お尻の割れ目周辺、
陰部周辺に塗っています。ただ量が少ないと毛嚢炎
になりやすいので、人差し指と中指に5cm大くらい
盛ってベタつくくらいの感覚で塗り込んでいます。
本当は怖い毛嚢炎
2016年のジロ・デ・イタリアで総合1位の
トム・デュムランが途中リタイアした原因は
「重度の股ずれ」でした。
皮膚炎を軽視するとあとあと取り返しが
つかない場合があります。
痛みが軽い場合は上の方法で対応が
できますが、痛みがひどい場合は、
すぐ専門の病院を受診しましょう。
ありがとうございました！