GoPro Hero8で走行の動画を撮影する
のは楽しいですが、高性能なアクション
カメラのため、バッテリーの持ちはよく
ありません。バッテリーが切れたのに
気づかず、家に着いてから途中で切れた
動画にガッカリ・・・という事も。
その対策について考えてみました。
バッテリーを多く持ち歩く
バッテリー1個で撮影できる時間は、
4K30 (4:3) | 67分 |
4K60 | 47分 |
4K30 | 74分 |
2.7K120 | 45分 |
2.7K60(4.3) | 60分 |
2.7K60 | 70分 |
1440p120fps | 65分 |
1440p60fps | 77分 |
1080p240fps | 50分 |
1080p120fps | 50分 |
1080p60fps | 81分 |
YouTubeにアップできる一般的な
動画サイズは1080p60fpsからなので
それに設定を合わせ、気温などの
環境を考えると大体1時間程度が
バッテリーの持ち時間となります。
例えば、ロングライドで100キロ走る
場合は、休憩や交通事情を考え、
25km走るのに1時間かかるとします。
なので4時間走ると4個のバッテリーが
必要になる計算です。本体に1個入れる
ので携行するのは3個になります。
モバイルバッテリーを繋いで給電しながら走る
バッテリードアを開けるとUSB-C端子があり、
そこにモバイルバッテリーを繋げば、本体に
直接給電しながら撮影ができます。本体に
バッテリーが無くても大丈夫です。
GoPro HERO8にモバイルバッテリーから給電しながら行う長時間撮影 https://t.co/kyNLlG34RO
やはりロングライドは直接給電が最適か。— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) August 28, 2020
あるサイトでモバイルバッテリーを繋いで
どれくらい撮影できるかを実験しており、
- 1080p60fpsだと6時間49分
- 1080p24fpsだと8時間9分
- 4k24fpsでは30分で本体発熱で強制終了
という結果となっています。
バッテリー複数持ちのメリット
- 本体の防水性能を損なわない
- モバイルバッテリーより携行性がいい
- サードパーティ製の安価なバッテリーもある
- モバイルバッテリーとカメラを繋ぐコードの処理の必要がない
GoPro HERO8 / HERO7 / HERO6 / HERO5 / GoPro HERO (2018) 互換バッテリー(3個)とUSB充電器セット
バッテリードアをしっかり閉めて使えるので、
本来の防水性能を損なわず、急なゲリラ豪雨
でも安心して撮影可能、純正以外の安価な
バッテリーも使用できます。
バッテリー複数持ちのデメリット
- 持ち運び中の防水や日光の熱対策が必要
- バッテリー交換が面倒
- サードパーティ製バッテリーでは一部モードが使用不可
- 純正バッテリーは高価
バッテリーも精密機器なので、しっかり防水
や熱対策をしないと故障の原因になります。
また、純正バッテリー以外では、hero8の
ブーストモードは使用できません。自動の
アップロードもバッテリーを入れないと
できません。
モバイルバッテリー直接給電のメリット
- 大容量のモバイルバッテリーなら交換無しで長時間撮影可能
- 純正バッテリーより安価な製品もある
直接給電のデメリット
- 本体の異常発熱で強制終了の恐れ
- バッテリードアを開けないと給電できず、防水できない
- 大容量モバイルバッテリーはかさばる
- 本体に近い場所にモバイルバッテリーを設置しないといけない
- モバイルバッテリー自体の防水処理が必要
バッテリードアを閉めたままUSB-Cにつなげられる別売りドアもある
Ulanzi GoPro Hero8 Black用 Type-c充電口 バッテリーカバー
サードパーティー製でUSB-C用の穴が
開いたバッテリードアが販売されて
います。純正のドアだと給電するのに
中途半端に開いたままかドアを取り
外す必要があり、中にゴミや水分が
入り込み故障の原因になりますが、
穴あきのドアを使う事で、防水性は
ないものの、ゴミなどが入り込む
のを防ぐことができます。
走行時間が1時間未満ならバッテリー、それ以上なら直接給電
走行時間が短い場合は普通にバッテリー
を本体にセットして撮影するのが
手間がかかりません。1時間以上走る
時は直接給電の方が交換の手間が
かからないのでオススメです。
ただし、急な雨の事も考え、通常の
バッテリーとバッテリードアを
予備で持ち歩いた方がより安全
です。