コロナウイルスによる外出規制が
続くヨーロッパで生活するプロ選手
が自宅でどのように過ごしているか
ツイッターなどから紹介します。
(原文は英文ですので、誤訳もある
と思います。ご了承ください)
ジュリアン・アラフィリップ(2019年ツールドフランス総合敢闘賞) ウサギになる
https://twitter.com/alafpolak1/status/1249247398016290817
ジュリアン アラフィリップは
イースター(復活祭)で
イースターバニーに仮装して踊りまくり。
ルイ・コスタ(2013年ロード世界チャンピオン)はボックスジャンプで鍛える
https://twitter.com/TeamUAEAbuDhabi/status/1249995060218904577
ルイ・コスタは自宅のジムで、脚の筋トレ
など、できる事をやろうとしています。
(失敗もありますが・・)
ドリス・デヴェナインスはランニングマシンで自転車に乗る
ドリス・デヴェナインスはランニング
マシーンに子供の自転車で乗っています
簡単そうに見えますが、かなり難易度が
高いです。
ネイサン・ハースは隔離を逆手にとった面白企画を発案
Will @ProCyclingStats maybe start a new leader board for most days in quarantine? Finally something I can be near the top of! @FndoGaviria clear leader though
— Nathan Haas (@NathanPeterHaas) April 17, 2020
ネイサン・ハースは隔離された日数が
どれくらい長いか順位表を作るため
プロ選手たちに尋ねています。
(外出てない日数でランキング作ろうぜ!
最後に勝つのはオレだけどな!)と言ってる。
アスタナプロチームも自宅でできるトレーニングを紹介
https://twitter.com/AstanaTeam/status/1250077550921027587
アスタナプロチーム(カザフスタンの首都の
名を冠する半国営チーム。過去にはランス
アームストロング、アルベルト・コンタドール
が在籍)の選手が自宅でできるワークアウト
を紹介。使っているのはタオルと足にまく
おもりつきバンドのみ。
隔離は仕方ない、楽しもうという空気
彼らの国は日本より厳格に外出規制が
なされており、ストレスもかなりの
ものではないかと思います。ですが、
それを逆手に取り、「仕方ないさ。
なるようになる」という気質と、
現状できる事を一生懸命取り組み
ながら、工夫して更に楽しむ、という
柔軟性はマネしたいところです。
ただ、そんなヨーロッパの中でも
キレた人もいますが・・。
ローハン・デニス(2019タイムトライアル世界チャンピオン)ルールに背き外出?その後SNSアカウント削除。
ローハン・デニス(2019タイムトライアル世界チャンピオン)ルールに背き外出?「(コロナの)隔離生活なんてやってられっか!」と外出した写真をSNS後にアップ。その後SNSアカウント削除。https://t.co/z2D2cihzx6
— yamadai@十和田市でロードバイクと副業模索中 (@yamadai606) April 19, 2020
スペインはコロナウイルスによる死者が
2万人に達し、国民は自宅から一歩も出る
事さえ許可されない厳しい措置が取られて
いる。
彼は4月18日にインスタグラムを更新。
車の中から外を撮影した写真とコメントを
アップしています(原文は英語)
「34日目 うんざりして家を出る。
#covid19 やってられっか!#隔離」
その後本人はSNSのアカウントをすべて
削除している。
本人は現在スペインの北東地方にある
Gironaに在住。現在まで所属するチーム
イネオスからコメントは出ていない
(4/19現在)
ちなみに彼がSNSのアカウントを削除した
のは初めてではなく、2019年のツールド
フランスを途中リタイアした際も同様の
行動をとっている。
インスタグラムのフォロワーから行動に
ついて指摘された彼は次のようにコメント。
「状況がいかに最悪か伝える事もできるし
エリートアスリートのように完ぺきな
生活を送っていると心にもない事を
垂れ流す事もできた。どっちがよかった
んだ?事実か嘘か」また別のフォロワー
から謝罪の必要を指摘されたコメント
には「そんな人には自分の考えはわから
ないだろう」とコメントしている。
日本だったらメッチャ叩かれていると
思いますが、物事をはっきり話すのは
さすが(いい悪いは別にして)。
終わりに
とにかく先が見えないコロナ騒動。
日本国内の感染者数も1万人を突破して
います。
感染を拡大しないために今ある資源を
最大限活用、創意工夫して乗り越えて
いければ、と考えています。文句ばかり
言っても何も変わらないのですから・・。
文句を考えている時間で新しい何かが
できないか考えるほうが、精神的にも
楽になります。またその合間に笑いも
大事ですね。アラフィリップが身をもって
示してくれています。