アメリカで自転車に乗っている人が
ガチムチの男に鉄パイプで襲い掛かられると
いうショッキングな事件があったそうです。
犯人はザカリー・ヌルシッチという29歳の
男性で、地元警察に逮捕されて最高20年の
懲役を科せられる可能性があるとの事。
勘違いからの凶行か?
被害に遭ったスティーブンさんはその時の
状況について「上半身裸のガチムチ男が
鉄パイプ持って前方から迫ってきたときは
殺られる!と思ったよ。彼が何故そんな事を
しようとしたのか、こっちが聞きたいよ」と
取材に答えています。
彼の自転車に装着されていたカメラに
襲われる前の状況も記録されており、
その時は犯人の男も左側をただ歩いて
すれ違っています。
(鉄パイプも持っていない)
スティーブンさんは自転車に乗っていて
カーブに差し掛かる時に自分の存在を
歩行者に知らせるため大声を出すように
しているそうで、犯人とすれ違ったあとの
カーブでも同じようにしていたとの事。
スティーブンさんにケガはなかったものの
彼のスペシャライズドROUBAIXのフロント
フォークには傷がつき、ホイールも破損して
交換する事になったそうです。
想像ですが、スティーブンさんの安全確認の
声かけが、犯人には自分をバカにするような
ニュアンスに聞こえたのではないでしょうか。
「犯人は6.3フィート(約193cm)の巨体で、
自分は逃げるしかなかったよ」
自転車は傷ついたものの、彼自身には
ケガもなく、不幸中の幸いだったのは
間違いありません。
おわりに
日本でも「イライラしたから」という
理由で車に突進し握った石でフロント
ガラスをたたき割った男性がいました。
ドライブレコーダーが決め手で犯人が
逮捕されたのも同じです。
これからは自転車にもカメラ設置は
必要不可欠になっていくのでしょう。