3Dプリンター技術。ロードバイクでも
3Dプリンター技術を用いた製品が製作、
販売されていますが、イタリアの老舗
ブランドが新たにサドル座面を3Dプリンター
で作成したロードバイク用サドルを発表
しています。
セライタリア・セラサンマルコともに新作を発表
セラサンマルコ、セライタリアが3Dブリント技術を使ったサドルトップを採用したモデルを発表。
この動画はセラサンマルコのモデル pic.twitter.com/0jvJOaHL22
— サイクルスポーツ【公式】@9月号は7/20発売 (@cyspo) July 15, 2022
他のメーカーのハニカム構造とは
若干違う構造になっている新作
サドル。通常のサドルに比べ、面では
なく、細かく配置された線でお尻に
かかる力を分散する事で、乗り心地や
お尻にかかる負担を軽減できるとの事。
その分通常のサドルより1.5倍ほど高価
なのが惜しいところです。
レーサーパンツのパッド部分も3Dプリント技術で作成
ヨーロッパ最大の自転車見本市「ユーロバイク」
にレーサーパンツのパッド部分を3Dプリンター
で作成したメーカーがありました。
イタリアのブランド、エラスティック・
インターフェイスが作ったパッドで、
N3Xと呼ばれています。
ロードバイクの固いサドルに普通のズボンで
走るとお尻にかなりの負担がかかります。
レーサーパンツのパッドはデリケートなお尻の
皮膚と固いサドルの間でお尻へのダメージを
軽減するために頑張っていますが、
クッション性を重視しようとすると、
どうしても厚くなり通気性が犠牲となって
皮膚炎などのトラブルに繋がるのが悩みでした。
3Dプリンターでハニカム構造のパッドを
作る事で、従来の素材より通気性や
クッション性に優れ、快適にライドできる
との事。この技術はElastic Interface社が
特許を取得していますが、同ブランドは多くの
企業にパッドを供給しているので、近いうちに
この技術が市場に出てくる可能性があります。
ハニカム構造で確かに通気性やクッション性は
良さそうですが、お尻にその跡がつくのは、
微妙です。
おわりに
3Dプリントのサドルはいつか試したいと
思っていますが、いかんせんサドル1つに
5万円弱投資するのに躊躇しています。
もう少し安くなるのを待ちたいところです