ロードバイクのある生活

【ロードバイク】フロントライトは常時点灯、リアライトは点滅灯が視認性が良くていい【事故防止】

外を走る時に必要なフロント、リアライト

ですが、常点灯か点滅灯かどちらが車や

人に視認されやすいのか?

点滅灯の方が遠距離からの視認性が高い

サウスカロライナ州にあるクレムソン大学

の研究によると、長い直線道路では点滅する

ライトが常点灯のライトに比べ、約3倍遠い

距離から視認された、との結果が出ました。

距離にすると平均80m先から視認ができた

事になります。実験の参加者からは、

「常点灯の場合は遠くから見ると自転車と

バイクの区別がつかなかった。点滅灯は

バイクじゃない、自転車だと気づくことが

できた」とのコメントもありました。

常点灯の方が距離感をつかみやすい

点滅灯は相手からの視認性が高い一方、

距離感はつかみにくくなります。これは

人間の脳が奥行きを近くする働きが関係

しています。

両目で一点を凝視する時に両視線が

交わる角度を輻輳角を呼び、凝視点が

近くにあるときには、この輻輳角は

大きくなり、凝視点が遠くにある時に

小さくなります。この時の動眼筋の

緊張度が奥行きの手がかりとなります。

フロントライトが常点灯されていれば

それを常に目で追えるので輻輳角の

動きはスムーズになり奥行きを正確に

把握できますが、点滅灯の場合ライトが

一瞬消えた時に凝視点もリセットされて

しまい、正確な奥行きを把握できなく

なります。

フロントライトは常点灯、リアライトは点滅灯が望ましい

道路交通法では自転車を含む車両等は、

「夜間(日没時から日出時までの時間)

前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火を

つけなければならない」とし、自転車に

関する細則については各都道府県ごとに

定めることとしています。(ちなみに

青森県の場合、白色又は淡黄色で、

夜間前方十メートルの距離にある交通上の

障害物を確認することができる性能を

有する前照灯、灯火の色が赤色又は橙色で、

夜間後方百メートルの距離から点灯を

確認することができる性能を有する尾灯と

定められている)前照灯は進行方向の

障害物を視認する、対向する歩行者や車に

自転車に乗る自分の距離感を正確に伝える

ために常点灯が必要です。

リアライトは後方から近づく車に対して

追突を防止するため、自分の位置を

遠い位置から把握してもらう必要が

あるため点滅に切り替えましょう。

かかとにリアライトが装着されているシューズカバーもある

シールスキンズ HALO OVERSHOE LIGHTWEIGHT ブラックレッド

視認可能距離500Mの赤色LEDライトがヒール部に着いたシューズカバー。

かかとのリアライトはシートポストに取り付けたライトより後方への視認性が向上する。

クレムソン大学の研究ではかかとに

リアライトを取り付けた場合の効果

にも言及しています。実験の結果、

「常点灯するリアライトをかかとに

取り付けた場合、シートポストに

取り付けたリアライトよりも視認距離が

1.7倍向上した」データがあり、この数値は

シートポストに常点灯するリアライトを

取り付けた場合と比較すると、5.5倍に

匹敵します。

ペダリングにより上下に赤色灯が動くので

視認性は抜群でしょう。

おわりに

雪が降らない地域はまだまだ外を走る

機会も多いため、日が落ちてからの

事故防止は重要です。視認性を高めて

事故に遭わない様に走ってください!

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