自転車のサイクルコンピューターから
ジェット機のナビゲーションまで様々な
機器を開発、販売しているガーミンが、
自転車用のドライブレコーダーに関する
特許を出願、情報が公開されています。
既存の自転車用レーダー装置を発展させ、特定条件で自動撮影を可能に
ガーミンは、後方から危険が迫ると自動的に
撮影を開始するカメラを内蔵した自転車用
レーダーシステムの特許を出願しました。
実はガーミンはすでに自転車用レーダー
装置を販売しています。今回は特定の条件で
自動的に内装カメラが撮影を開始するように
なっています。
サイクルコンピューターなどに後方の情報を表示する。
このシステムは、レーダーセンサー、カメラ
プロセッサー、トランシーバーを内蔵した
後部ユニットと、後部ユニットで収集した
情報を表示するヘッドユニットで構成
されています。
レーダーセンサーは、道路上の車の速度や
位置を判断し、特定の条件が満たされると
カメラによる映像データの撮影を開始します。
上の画像のようにガーミンのサイクル
コンピューターで後方から接近する車の
距離や近づくスピードの表示や警告を
する事ができるようです。車両が自分に
近づくほど、アイコンを大きくしたり、
色を変更できるように自分で設定が
可能との事。また音声でも警告ができる
ようにもできるようです。
危険がせまったら自動的に撮影が始まり、データは15分ごとに上書き
特定の条件下で自動的にカメラでの撮影が
開始されます。
ただし撮影時間は連続15分で、
それを過ぎると前の画像は上書きされて
しまいます。
おわりに
事故後のトラブル回避のため、事故直前の
画像はとても重要になります。今までは
サドル下にアクションカメラを設置して
常時撮影している方もいましたが、
バッテリーやSDカードの容量に限りがあり
肝心の画面がバッテリー切れ、もしくは容量
不足で録画できない、というデメリットも
ありました。
今回の特許はまだ製品化などの具体的な
モノではなく、実験段階の経過報告的な
イメージがありました。新しい情報が
出次第ブログで紹介していきます。