【ロードバイク】安物買いの銭失いを避けるため、純正品を購入しましょう【偽物ダメ】

ロードバイクはフレームからパーツまで

普通のママチャリと違い、かなり高価です。

そのため、ロードバイクに乗っている人は

もれなく「いかに安く手に入れるか」を

常に考えています。オークションサイトや

海外通販サイトを活用して少しでも安く

手に入れようとします。

しかし、そのようなチャリダーの習性を

利用するように、世の中には偽物を販売

して利益を得ようとする悪い輩も多いです。

ホイールメーカー　Mavicが偽物と購入して本物の違いをチェックしていた！

Mavic bought fakes of its own wheels, tested them, and reported a 100% failure rate.

Conclusion: Don't buy fake wheelshttps://t.co/XXQ9MZnvbp

— CyclingTips (@cyclingtips) March 4, 2021

今回、フランスのホイールメーカーである

Manicが実際に偽物ホイールを購入して

さまざまなテストを行いました。

そして、偽物を購入して使用する事が、

命に関わる重大な事故を招きかねない事を

証明しています。

見た目の違い①ステッカー、ロゴ

偽物は本来あるはずの保証を証明する

ステッカー、ハブの自社ロゴがなく、

あったとしても間違ったロゴデザインで、

すぐ見破れる、と説明しています。

https://www.mavic.com/ja-jp/care

見た目の違い②ジオメトリー、使われているパーツが違う

偽物は本来カタログにないリムの高さ、

幅で使用スポーク数や種類が違う、

そして使用ハブが他社製品で純正では

ないことが多いです。これらは素人目

には見分けがつきにくく、悪質な業者

なら明らかに違うパーツはカタログに

写らないようにしてくるでしょう。

性能面での違い　ウォームアップで壊れる

本物と偽物、同じ条件でテストを行った

結果、準備段階のテストで偽物は壊れて

しまいました。本来行われるISOに準じた

ブレーキテストを行うためのウォーム

アップ(ライダーとバイクを合わせた重量

130 kg、ブレーキに200ニュートンの力を

加えて時速35 km の速度で10回ブレーキを

かける)テストで、偽物のブレーキゾーンは

完全に破壊されてしまいました。そのほかに

連続50回のブレーキテストでも、偽物の方は

リムの変形やブレーキゾーンが剥がれるなど、

実際に走っている時に起これば大事故間違い

なしの結果になりました。

性能面での違い②横からの衝撃に弱い

時速45 kmでホイールを回転させながら

リムの側面に30kgの荷重を加えるテストを

実施。純正ホイールでは損傷が発生する

最低ラインとしてスポークは200km、

ハブに300kmで設定しています。 偽物を

テストした結果、純正ホイールが設定した

距離のわずか半分の距離でスポークが破損、

ハブは目標距離の90％で破損しました。

偽物を使用すれば「重傷または死亡につながる危険性が非常に高い」

今回のテスト結果は安いからと言って

偽物に手を出すと非常に高い授業料を

払う事を裏付ける事になりました。

ロードバイクのフレーム、パーツの偽物

のほとんどがオンラインで販売されている

ことが殆どです。やり取りはメールのみ、

という場合も多く、トラブルがあっても

簡単に賠償を請求する事もできず、

泣き寝入りになる恐れもあります。

（海外通販の場合は言葉の問題もあり

更にハードルが高くなる）

純正品を購入、登録する事で生涯保証を受けられる

Mavicはホイールのシリアル番号を

MavicCareに登録することで生涯保証を

受けられるサービスを行っています。

（Mavic HPより）

純正品を購入して登録する事で安心

してライドを楽しむことができます。

おわりに

「安物買いの銭失い」ということわざの

通り、ケチって怪しげな製品を買うと、

後になって泣きを見る事になります。

多少高くても安全を購入していると

思って、安全な純正品を購入しましょう。