ロードバイク界隈でよく話題の上るのが
「筋トレ必要派」と「筋トレ不要派」。
不要派は「乗り込めば自然と速く走る
為の筋力が鍛えられる」という意見。
逆に必要派は「筋トレは工夫次第で
いつでもどこでもできる。より効率的に
速く走るには必要!」という意見が
多い様です。
私は以前は筋トレ不要派でしたが、
現在は必要派に鞍替えしています。
結論から言えば筋トレは必要。
このブログを見ている方も、初心者の頃は
ロードバイクに必要な筋力が足りないので
周りから「いっぱい乗れば筋力や心肺機能が
アップするよ!」と言われたと思います
(自分もそうでした)。最初のうちは10km
走るだけで腰や太もも、お尻の筋肉痛が大変
でしたが、それでも普通の自転車と速度や
軽さが全然違い、どこまでも走れる様な
気持ちになって乗り込んでいき、走行距離も
伸びていったと思います。これがまさしく
「乗ることでロードバイクを楽に乗りこなす
筋トレ」になります。
速く走る為には、明確なビジョンが必要
ロードバイクに慣れてくると、次は大会や
イベントに出て、自分の力を試したく
なります。ヒルクライムでテッペンを目指す
のか、ロードレースで表彰台を目指すのか。
目的を達成するために、何が必要かはっきり
させる事が大事になります。ヒルクライム
なら体重を軽くして、一定のペースで走る
筋力、ロードレースなら繰り返すアタック
に対応できる瞬発力と、長い距離を遅れず
に走る持久力等です。
ヒルクライムの練習は山を走ることが一番
ですが、毎日山に通うわけにはいきません。
ロードレースの練習も毎日100kmを走る
モチベーションを保つのは、ほとんど無理
でしょう。それらはまとまった時間が取れた
時に行い、仕事や家事で乗る時間が取れない
時は、筋トレが必要になってきます。
筋肉はパフォーマンスの器になる
ロードバイクを速く走らせる最良の方法は
重いギアを速く回転させる事です。筋肉が
しっかりペダルに力を伝える事ができない
ならをギアを回しきれずに他の足の筋肉に
余計な負担がかかってしまいます。
レースでパフォーマンスを発揮するため
には高いパワーを出さなければなりません。
筋肉という器が大きければ大きいほど、
パワーを出す事ができます。
筋肉は鎧にもなる
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筋力が発達していない時に無理に重いギアを
回そうとすると、足の筋肉だけでは足りず
全身を使ったペダリングになりがちです。
そうなると重いギアを腰から上で回そうと
上半身が動いてしまい、腰に過度の負担が
かかってしまいます。また身体を支える
体幹筋が弱いと、ポジションを維持できず、
上半身が起きてしまい、速く走る事ができ
ません。
筋トレはいつでもどこでも出来る
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筋トレは畳一畳分の広さがある場所なら
どこでもできます。トレーニングの時間も
思い立ったらできるので仕事の合間や育児
しながらでも、自由自在です。
今はYouTubeで正しい姿勢で行う筋トレの
動画がいくらでも検索できます。ネットで
調べれば高い器具を使わずに工夫したやり方
がいくらでも出てきます。外での練習と違い
辛くなったらすぐ止めて休めるので、気持ち
が切れる事なく、長く続ける事も簡単です。
コツコツやる事で、自分でも気づかない内に
腹筋は6つに割れ、脹脛やお尻はキュッと
締まり、ペダルをこいだ時に、その効果が
実感できる事でしょう。
おわりに
ロードバイクの事ばかり考えていると、
急にモチベーションが下がり、全く
乗りたくなくなる事がありませんか?
ロードバイクから気持ちが離れていっているサイン
・STRAVA見なくなる
・空気圧チェックがおろそかになる
・レーパン干しっぱなし
・サイコン充電してない
・春〜初夏の乗り込みの貯金がまだ残っていると思っている
・冬になればローラーやるからいいと思っている— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) September 15, 2020
そんな時は無理して乗らず、筋トレ等
してみてはどうでしょうか?