気温が低いなか、向かい風を体に
受けて走っているとお腹が冷えて
腹痛を起こしたことはありませんか?
腹痛を起こさないための対応に
ついて解説します。
ジャージの汗が風で蒸発したときに冷える
サイクルジャージや専用のインナーは
透湿性や速乾性に優れています。
これはかいた汗を素早く蒸発させて
乾かす事で、汗冷えを防ぐ目的がある
ためです。しかし、その過程で体の熱
も急激に奪われてしまいます。そこに
さらに風があたれば、体の芯から冷え
結果、ひどい腹痛に襲われることに
なります。
風がお腹にあたらなければいいじゃない
風がお腹にあたらないようにすれば
急激な冷えを抑える事ができます。
ロードバイク用のウインドブレーカー
はありますが、長袖の物が多く、
春でもずっと着ていると汗だくに
なってしまい、腹痛の前に脱水症を
起こす恐れがあります。
お腹(体幹)をピンポイントで守る
アイテムとして以下の物があります
- ウインドベスト
- 腹巻
- 新聞紙
ウインドベスト
神々しい太陽。朝活での一枚。肌寒いですが、ベストのおかげでお腹が冷える事なく快適でした。 pic.twitter.com/OD1HT1w6DO
— yamadai@十和田市でロードバイク関係のブログ4か月毎日更新中 (@yamadai606) June 16, 2020
朝活で気温が低い時に使っています。
袖が分離するウインドブレーカー
でしたが、事故で袖に穴が開いて
しまったものの、胴体部分は無傷
だったので、袖だけ廃棄して使用
しています。
背中側はメッシュ地になっていて、
熱がこもる事もなく、前からの風
もしっかり防いでくれます。
残念ながら廃版なので、もう手に
入りません・・。新しいバージョン
貼っておきます。
ストレッチ ウィンドシェル ベスト(パールイズミ)
腹巻(ウエストウォーマー)
サイクル ウエストウォーマ(フリーサイズ)
サイクルジャージの下に着けることで、寒い時期に冷やしたくないお腹と腰回りをあたためることができる保温アイテム。前部にはカイロポケット付きなので、極寒の日にはカイロを入れてより暖かくすることができます。後部のベルクロで着脱も簡単、ポケッタブルで小さくたためて持ち運びもできる便利なアイテムです。
サイクルジャージの下に着けることで、
お腹と腰回りの冷えを防止します。
極寒の日にはカイロを入れる事が
できるなど、チャリダーの事を
考えた作りになっています。
後部のベルクロで着脱も簡単、
ポケッタブルで小さくたためて
持ち運びもできるのもポイント
高いです。
新聞紙(緊急時)
新聞紙をお腹に入れると、風の冷えを
防いでくれます。
これはツール・ド・フランスの山頂
コースの下りでも用いられている
方法で、観客が選手に新聞紙を渡して
いるのが放送されています。
ただ、かさばるし使用した後の処理
にも困るので、あくまでも最終手段
として覚えておくといいでしょう。
おわりに
お腹の冷えからの腹痛は、休んでも
治らない事も多く、ライドに影響が
大きくでます。そのため体を冷やさ
ない方法として、上のような対策を
考えてみてはどうでしょうか?