本日2月24日にロシアがウクライナに
多方面から侵攻しました。
現在は火砲やミサイルで重要拠点を
爆撃しつつ、機械化部隊でウクライナ
内陸部に浸透しつつあるようです。
他山の石・・とはいかない今回の戦争。
ロシアによるウクライナ侵攻は、いきなり
本国に攻め込んだわけではなく、からめ手
を駆使しています。
- ウクライナ東部にロシアへの編入を求める親ロシア派によるドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国が一方的に独立
- 当然ウクライナは反対、あの手この手で東部を取り戻そうとする
- ロシアが両国を国家承認、相互協力関係からロシア軍を治安維持のため派遣すると宣言
- ウクライナ東部に進駐し、なし崩し的にウクライナ国境を越えて侵攻開始←いまココ
個人的な見解ですが、ウクライナ東部の
二国の独立宣言は完全にロシアが裏で
糸を引いているでしょう。飴をバラマキ
まくって親ロシア派(というゴロツキや
ロシア側にとって扱いやすい人物)を
おだてまくり、独立させたと思います。
万が一失敗したとしても、切り捨て
(暗殺)すればロシア側には痛くも
かゆくもありません。
「死人に口なし」です。
ド人共は露に大使を送るらしい。しかし、つい十年くらい前はネズミ講の幹部だったプシーリンが傀儡国家とはいえ一国の元首とは大した出世である。 https://t.co/lsQW3WHch0
— 露探【円谷猪四郎】 (@karategin) February 23, 2022
(ドネツク人民共和国幹部のプシーリン氏、
ロシアのねずみ講会社の幹部だった事が
ある、ロシアにとっては扱いやすい人物
と言えます)
また、ウクライナ北部の国、ベラルーシ
からもロシア軍が侵攻したとの情報が
あり、周辺国への根回しも万全です。
このウクライナ・ロシア戦争は遠い
東欧の出来事・・ではなく、アジアでも
似たような事が起きる可能性があります。
それは台湾と中国です。中国からすれば
台湾は中国の一部であり、すぐにでも
現政権を追い出して併合したいと考えて
います。しかし台湾は民主主義国家であり
アメリカや日本とも関係が深い国です。
在日米軍がいる限り、簡単には事を
起こせません。
しかし、今回の東欧の戦争は中国に戦争の
やり方を知らしめた格好になります。
台湾でも同じことをすればいい、と。
中国と北朝鮮は親分と子分の関係なので、
事を起こす際に北朝鮮に韓国や日本に
ちょっかいを出すように命令して注意を
そらし、台湾内部に新中国派を自称する
中国にとって扱いやすい人物を送り込み
一都市で独立運動を起こさせる。首尾よく
独立宣言まで漕ぎつかせて、治安維持の
為に人民解放軍を渡海させ、一気に台湾を
占領・・。台湾は島なので、あっという間に
片がつくでしょう。もしアメリカが東欧に
部隊を展開させる状況になれば、在日米軍
にも召集がかかる可能性もあり、
更にやりやすくなります。
有事にはロジスティクスが崩壊する
Airspace over Ukraine & it's border with Russia right now pic.twitter.com/Wra6en5hxQ
— Sidhant Sibal (@sidhant) February 24, 2022
ウクライナ・ロシア戦争直後から飛行機は
ウクライナを避けて飛行しています。
戦場をのんきに飛行すれば撃墜される
からです。(実際に2014年のドンパス
紛争時にウクライナ ドネツク州で
マレーシア航空の旅客機が親ロシア派に
支配された地域から発射された
地対空ミサイル「ブーク」によって
撃墜されている)。
【露軍侵攻 キエフは市民の車で渋滞】https://t.co/ndsMzpPHnU
ロシア軍部隊によるウクライナ東部への侵攻を受けて24日朝、首都キエフは脱出しようとする市民の車で大渋滞が発生した。各地でガソリンスタンドなどに行列ができているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 24, 2022
当然離発着する飛行機はありません。
空港は国の重要施設なので真っ先に
攻撃されます。陸路も都市を脱出する
車で大渋滞を引き起こしますし、海路も
機雷で港は封鎖されるでしょう。
以前、ブログにもしましたが、台湾は
自転車産業の中心地です。台湾有事が
勃発すれば、自転車に関するすべてが
停止します。
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【ロードバイク】台湾と中国が衝突したら自転車業界が滅びる【今そこにある危機】
現在のコロナウイルスによるパーツ 供給不足も足元に及ばない自転車業界を 破滅に追いやる可能性が、「台湾有事」 です。 台湾有事とは中国の台湾進攻を意味する 中国(中国共産党)と台湾(国民党)は どちら ...
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おわりに
今の所、ロシアとウクライナとの戦争
ですが、NATOが介入すれば泥沼化する
可能性が高いです。
そうなると2022年ロードレースの
スケジュールも白紙化されるでしょう。
どうなるか、今後の展開に注目したい
ですね。