ロンドン五輪の個人タイムトライアルで
サー・ブラドレー・ウィギンスと
クリス・フルームのイギリス勢1・2位
独占を阻止したドイツの牡牛こと
トニ・マルティン。彼は2021年を
最後にプロ生活を引退していますが、
今回のウクライナ・ロシア戦争における
子供達の支援のためにその銀メダルを
オークションにかける事にしたとの事
です。
トニ・マルティンがロンドン五輪のTT銀メダルをウクライナの子供たちのためにオークションにかけ、収益を寄付するとの事。現在は136万円で入札されており、入札期限は4月10日https://t.co/rF5xhWO0sC
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) March 28, 2022
トニ・マルティンを一躍有名にしたのはこの出来事
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いわゆる「OPIOMI事件」と言われる
観戦者による進路妨害で大規模落車で
観戦者が持っていた看板にぶつかったのが
トニ・マルティンでした。落車の影響で
彼は第1ステージでツールを去る事になり
その後の選手生命にも大きな影響を与える
事になったと思われます。
以外にも五輪には縁のなかったタイムトライアルスペシャリスト
彼はタイムトライアルスペシャリストとして
4回個人タイムトライアルの世界チャンピオン
になっています。団体も4回世界チャンピオン
(1回は混合リレー)を獲っています。
そんな彼ですが以外にもオリンピックの
メダルには縁がなく、唯一のメダルが2012年
ロンドン五輪の銀メダルでした。
今回そのメダルをオークションに出品するに
あたり、本人はインスタグラムにコメントを
載せています。
「僕のキャリアで獲得できた最大の成果のメダルを手放すは簡単なことじゃない。でも、何百万人もの人がほとんどすべてを失ったという事実を考えると、これは僕が本当にやりたいことなんだ」
おわりに
スポーツ界からもウクライナやその国民に
対する支援や寄付が次々と表明されて
います。ウクライナの人々にとっては
国に帰る事が第一ですが、その間の生活や
戻ってからの復興に役立てる事で、彼の
思いは達成できるのではないでしょうか。