ドイツの自転車メーカーで、問屋卸販売を
行わず、完全通販でコストをカットして
フレームや完成車の値段に反映している
Canyon。
先日新しいエアロロードバイクである
「AEROAD」を販売し、ものの数分で
在庫が全滅する人気ぶりですが、Canyonの
もう一つのフレームでオールラウンドモデル
に位置付けられている「Ultimate」の最新
フレームがクリテリウム・デュ・ドーフィネ
で一部選手が使用していたそうです。
https://twitter.com/matosvelo/status/1535576734665424896
コンポーネントはSRAMを使用しており、
ディスクブレーキの油圧ホースもフレーム
内に完全に収納されています。変速機は
無線式なのでケーブルはありませんが、
シマノのDi2ケーブルもフレーム内に
内装できるようになっていると思われます。
ハンドルバーはAEROADに使用されている
ハンドル幅をボルトで調整可能なモデルが
採用されているようです。
このハンドルバーは2019年にマチュー・
ヴァン・デル・プールのパワーに耐え切れず
折れてしまって使用停止の措置が取られた
いわくつきの製品ですが、その後に設計を
見直したのか、強化されたバージョンの
ようです。ボトムブラケット部分は、
近年のトレンドである剛性強化のために
上方へ大きく広げられた形になっています。
シートポストについては、オーソドックスな
円柱形を止めてD型(前方は円形、後方は
切り落としたような直線型)に切り替えた
模様。
私も以前にCanyonのUltimateに
乗っていた事があり、350km走っても
腰や肩に負担が来ないいい自転車でした。
(ディスクブレーキが主流になると
思い、手放しましたが)
AEROADより軽い自転車が欲しい・・と
いう方は販売開始を待ってみましょう!