ロードバイクのある生活

地方のサイクリストの副業の提案【Uber Eatsパクリ】

サイクリストの特性を生かした地域共生

の取り組みを考えました。

地元スーパーと提携した弁当配達サービス

私が住んでいる十和田市には250円で弁当を

販売するヤマヨというスーパーがあります。

(HPより転載)

ハンバーグ弁当や焼き魚弁当など、種類も

豊富に取り揃えており、お昼時にはかなり

混雑します。自宅に一人暮らしの高齢者も

ヘルパーさんに普段の食事では足りない

時に買ってきてもらって食べています。

また、農繁期には農作業の手伝いに来た

親戚に手っ取り早く食事を提供する手段

としても重宝されています。

この人気商品を1個から配達するサービス

を、ロードバイクを持つサイクリストが

行うのです。注文する側と店舗側、配達

するサイクリストそれぞれにメリットが

あります。

お店のメリット

  • 店舗に来られない人も購入でき廃棄弁当が減る
  • 一緒にチラシなどを渡せば他の商品も購入してもらえる
  • 店舗の宣伝になる
  • 弁当以外(冷凍食品などの保存食)の配達も可能

普段食べたくても遠くて行けない人に配達

することで廃棄弁当が減ればだいぶコスト

を抑える事ができると考えます。また品質

が変わらない冷凍食品やカップラーメンも

併せて配達できれば売り上げUPが見込め

ます。

購入するお客のメリット

  • 店に行きレジに並ぶなどの時間短縮に繋がる
  • 一人暮らしの高齢者の栄養状態の改善、安否確認につながる
  • 料理を作る手間が省ける

時間短縮が最大のメリットです。ヤマヨは

お昼時かなり混雑するので。また高齢者の

見守りは高齢化率20%超の十和田市には

今後必要になる支援です。農作業の手伝い

にくる人への食事を弁当で代用すれば、

手間も大幅に省けます。

配達するサイクリストのメリット

  • トレーニングを兼ねる事ができる(サイクリストは遠距離を走りたい)
  • 小遣い稼ぎになる。
  • 高齢者の見守りなど地域共生社会の担い手としてサイクリストの地位向上が見込める

サイクリストは色々理由をつけて遠くに

行きたい人が多数です。重い荷物を背負

い、10km先の山のてっぺんでも嬉々と

して走っていきます(多分)

好きな事をしてお金がもらえるなんて

最高です。

お店側のデメリット

  • 人件費がかかる
  • 食中毒のリスク回避の取り組みが必要
  • お客さんのクレーム対応

やはり人件費が最大のデメリットでしょう。

もし配達した弁当を食べて「具合が悪い」

などのクレームが来ると、責任の所在を

はっきりさせておかないと水掛け論に

なる可能性もあります。

購入するお客側のデメリット

  • 食費の増加

お客側のデメリットはあまり多くない

ですが、毎回弁当を頼むとお金がかか

る事くらいでしょうか。

配達するサイクリストのデメリット

  • 本業とのバランスのとり方が難しい
  • ロードバイクやシューズが汚れる

副業として行おうとすると、日時が

限られてしまう可能性もあります。

また配達する場所が農地や山の

場合は機材に汚れや傷がつく場合が

あるので、ハイエンドモデルより

ミドルグレードかシクロクロスの

ほうがいいかもしれません。

〇 ber Eatsがないから地元の事業所と提携

首都圏のほうはレストランと提携して

料理をデリバリーするU ber Eatsがこの

コロナ騒動で一気に売り上げを伸ばして

いるとの事。

フェンシングでロンドン五輪銀メダリスト

の三宅選手もU ber Eatsでバイトを始めて

いると報道されています(彼の場合は

東京五輪が延期になり、スポンサーへの

配慮から始めたとの事)。

終わりに

コロナ騒動による飲食店の営業自粛は

新しい商売の形を作り出していくきっかけ

になっているのではないでしょうか。

特に少子高齢化のスピードが速い地方

では、地域共生による支えあいの事業

が進められています。それらとうまく

提携する事で、サイクリストの地位も

向上していくのではないでしょうか。

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