前回紹介した「茄子 アンダルシアの夏」
には続編があります。
映画ではなくOVA(オリジナルビデオアニメ)
で2007年にリリースされた
「茄子 スーツケースの渡り鳥」です。
主要キャストは同じですが、舞台は日本、
栃木県で行われるジャパンカップです。
ツールドフランスで走るプロのガチンコ勝負が見られる唯一の大会 ジャパンカップ
ジャパンカップサイクルロードレースは
アジアにおける最大レースの1つです。
ワールドツアーで走るプロ選手たちの
ガチンコ勝負を間近で見る事ができる
アジア最高位のロードレースです。
1992年から始まり、数々の名勝負が
繰り広げられました。2019大会では
3日間延べ14万人を超えるファンが
宇都宮市に集まり観戦しています。
大会は例年3日間に渡り開催され、
初日には全出場チームが顔をそろえる
「チームプレゼンテーション」、2日目は
宇都宮市中心部の大通りを高速で周回する
「ジャパンカップクリテリウム」、
最終日となる3日目は標高差185mの
古賀志林道を周回する「ジャパンカップ
サイクルロードレース」が開催されます。
作品の舞台は最終日に行われるロード
レースとなります。
(公式HPより転載)
1周10.3kmのコースを14周、
総距離144.2kmを約4時間弱で
走り抜けます。ちなみにこのコースは
普段でも走ることができるので、興味
のある方は走ってみてはどうでしょうか。
今作でもロードレースチーム内の人間模様が描かれる
冒頭はヨーロッパで転戦するチームの
様子が描かれ、途中からはジャパンカップ
直前に急逝した偉大な選手とその友人である
ペペのチームメイトが、その死を引きずった
まま日本を訪れ、走る事に自信が持てない
まま本選に望む様子が描かれます。
また、優勝候補で急逝した選手のライバルで
あった世界チャンピオンも、ある思いを抱き
本選に臨み、予想だにしない行動にでます。
ロードレースはチームプレイであり、勝てる
選手に対して献身的にアシストする事が
自分にとっても勝利であることを身をもって
示すペペ。チームパオパオビールはレースを
制することができるのか?
続きは実際に見てください!
宇都宮市の名所、名物も随所に登場
作品の舞台が宇都宮市で、市の名所が随所に
見られます。
大谷磨崖仏は日本最古の石仏として
重要文化財に指定されています。
また大谷平和観音は大きさ88尺8分8寸と
末広がりの数字である八が4つも並ぶ
珍しい観音像となっています。
また題名にもある「茄子」にちなみ
栃木県名物のタマリ漬けで茄子が登場
します。
登場するお店は「益子醤油店」、茄子の
他にしょうが、ごぼうの漬物があります。
オンラインショップでも購入可能です。
おわりに
前作に比べ54分と若干長くなっていますが
ローラートレーニングのおともにちょうど
いいと思います。
ぜひお試しください!