グロータックの「GT-ROLLER Q1.1」は
世界初の4本ローラーであり、ローラー上
でダンシングも楽にできる画期的なローラー
です。ただ、フレームが鉄のため汗による
サビの心配があります。今回はそのサビの
メンテナンスについてです。
汗が落ちやすい前輪側のローラー周辺がサビやすい
左前輪ローラー部分。ホイールベース調整の溝も錆びており、前のローラーを動かすたびに塗膜が剥がれます。ローラー後こまめに拭いていましたが、足りなかった模様。 pic.twitter.com/wJi4zyqDl1
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) February 20, 2021
ローラーを畳む時に稼働する部分のネジや
ホイールベースの位置を調整する溝部分が
手が届きにくく埃もたまりやすいのですぐ
サビてしまいます。
また、ローラーを立てて保管する時に
床が傷つかないようにフレームには
プラスチックのフタがついていますが、
その隙間に汗がしみこんで内側から
サビてきます。
こまめな拭き掃除、ダメなら塗装剥がして再塗装
練習が終わった後に、上記の場所を
念入りに水拭きして汗の塩分をしっかり
ふき取り、定期的にネジ穴部分もグリス
などを塗り込んでおけばサビの進行を
抑える事ができます。しかし練習頻度が
高い方々はそれでも追いつかずサビて
しまうかもしれません。
フレームは鉄製なので、その場合は古い
塗装とサビを落として再塗装しましょう。
サビを放っておくと金属の劣化、ネジの
固着などのトラブルを招きます。
4本ローラーのベルトを切断。これで隅々までチェックできます。左側のサビが酷いようです。#グロータック#4本ローラー pic.twitter.com/5ideKCqbtT
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) February 20, 2021
GT-ROLLER Q1.1は分解を推奨しておらず
フレームからローラーを取り外して作業を
することができません。ローラーベルトの
交換に合わせて行うのが理想です。
ローラーベルトは1本400円でグロータック
WEBショップにて販売しています。
ローラーベルトを外さなくても不可能では
ないですが場所をとり、後輪用のローラー
も持ち運ばないといけないので大変です。
ローラーベルトを切断してしまえば、
前輪部のローラー部分だけ持ち運んで
作業が可能です。
アサヒペン 油性高耐久鉄部用 白 1/5L
塗装を剥ぐのが面倒、と言う方はサビの
上から塗れるペンキもあります。
ただ、サビがなくなるわけではありません。
ゆっくりですが塗装の下でサビは進行する
ので、ヤスリやワイヤーブラシでしっかり
サビを除去するのがオススメです。
地金が出るまで削りまくり、塗装準備完了。#グロータック#4本ローラー pic.twitter.com/qVRnmpqztg
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) February 20, 2021
おわりに
ダンシングのパワーを受け止める為、
頑丈な鉄フレームが必要だったと
考えますが、もっとバラしが簡単なら
よかったと個人的には思っています。
発売と同時に購入したグロータックの4本ローラー。前輪ローラー部分から高い異音が…#グロータック pic.twitter.com/GlGW33l0R4
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) February 9, 2021
今回はフレームの塗装のみですが、
ローラー部分のベアリング部もサビや
埃が溜まっていて異音の原因になって
いるようです。こちらは修理に出さない
と難しいので、追って報告いたします。