コロナによる密回避と、温暖化抑制、
資源の有効活用に繋がると期待されて
います。
パリは、今後4年間で100%の「サイクリング・シティ」になることを目指す。
フォーブスによると、パリ市議会が
10月21日に発表した2021年から2026年
までを対象とした「Plan Velo.Act 2」で、
パリ市街に安全な自転車専用道路の
数を増やし、駐輪スペースを増やす
目標を設定したとの事です。この計画は
1億7,400万ドルを投じて策定された
パリ市の自転車計画「Plan Velo」に
続くものです。
(Wikipediaより転載)
この計画はパリ市長のアンヌ・イダルゴ
肝入りで、多くの自転車推進策の導入に
成功し、昨年2期目の当選を果たしました。
最近では、大統領選に出馬する意向も
表明しています。
(ちなみに東京オリンピック閉会式で
IOCのバッハ会長からオリンピック旗を
受け取ったのが彼女です)
ただ作るだけでなくその維持にも惜しみなく予算を投入する計画
2億9,000万ドルを投じた新計画では、
サイクリストのための施設を増設する
だけでなく、清掃や除雪を約束する
など、その維持にも力を入れています。
既存の自動車用駐車場を駐輪場として
再利用し、専用スタンドを設置する
予定です。民間企業に協力を依頼し、
賛同し駐輪場設置を行った企業には
補助金などを支給するなど、官民一体で
取り組む予定です。
小学校で自転車教室を開き、正しい乗り方を教育
またこの計画では小学校を卒業する
までに、全員が自転車の乗り方を
知っている様に、自転車教室などの
仕組みを強化する事も盛り込まれて
います。
おわりに
官民一体となり、自転車が走りやすい
環境を整えるやり方は日本でも取り入れる
べきだと思います。パリは市街全体が世界
遺産級、歴史的建物が多く、自転車なら
渋滞や駐車場を探す手間なく、効率的に
それらを見て回る事ができます。
これは日本でも当てはまり、奈良市など、
バスや車が入りにくい場所に国宝級の
寺院仏閣があったり、最寄り駅やバス停
から徒歩で十数分歩くこともあります。
東京都も駅の構内を意外と長い距離歩く
ので、田舎者としては辛いし迷うしで
大変です。ぜひ追随して欲しいものです。