ロードバイクのある生活

【ロードバイク】ピナレロの社長が乗ってきたフレーム。改定されるUCI規定を視野にいれた改良か?【2022年モデル】

イタリアのスポーツ情報サイトが

現在開催中のジロ・デ・イタリアで

今後発表される可能性がある

新フレームを捉えています。

フレームメーカー ピナレロ社長が乗ってきたフレームがちょっと違ってた

総合首位であるエルガン・ベルナル

擁するイネオス・グレナディアが

使用するフレームメーカー、

ピナレロの社長が休息日に現地を

訪れ、その際に選手と走った時に

使ったフレームが他の選手と違う、

という事です。

元記事は「BICISPORT」という

イタリアのスポーツ情報サイト

で、そちらにその写真が掲載

されています。→こちらから

フレームには「DOGMA」の

ペイントが施されていたことから

「新しいドグマか!?」との噂が

たちました。

違うのは2か所①シートステー~シートチューブ周辺

従来のドグマのシートステー終端は

2本のシートステーが1本になって

シートチューブに繋がる方式でした。

撮影されたフレームのシートステーは

終端で1つにまとまらず、それぞれが

シートチューブに繋がっているように

見えます。

形状は上の画像にある

スペシャライズドのVENGEに

近い印象があります。VENGEは直線

的なデザインですが、ドグマは、

滑らかな曲線を用いたデザインの様

です。

②ダウンチューブの形状が違う

上の画像のダウンチューブの形状は

階段状になっていますが、撮影された

フレームのデザインは凹形になって

います。

やっつけで申し訳ないですが、

このようにボトルケージ周辺が

一段低く、その前後が高い形状に

なっています。

UCI規定の改定内容を視野にいれた変更?

社長からはこのフレームについて

コメントはなく、公式もノーコメント

との事でした。

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しかし、BICISPORTの写真をみると

シートチューブとトップチューブを

繋ぐ部分を三角形状にし、シートステイ

の延長上ではない場所に配置している

事から、以前のブログで紹介した

UCI規定のリーク内容に沿った変更の

可能性があります

(タイムトライアルバイクにしか

許されていなかった形状がロード

レース用のバイクでも認可される)

もしかしたら塗装に秘密アリ?

今回のフレームの写真で他に目を

引いたのはメタリック調の塗装です。

一見金属フレームのような印象があります。

もしかしたら新しいドグマは金属フレーム

への原点回帰なのか・・?それとも

塗装や表面処理に秘密があり、風の抵抗を

減らす技術を開発したのか?

六田登先生のF1を舞台にした

マンガ「F」(なんぴとたりとも

俺の前は走らせねぇ!のセリフが

有名)には空気抵抗を劇的に小さく

する特殊な塗料「イルカペイント」

という技術が登場しますが、それと

似たような技術をひそかに開発した

のかもしれません。

おわりに

他のメーカーに先駆けてフレーム形状を

変更してきたピナレロ。その狙いはどこに

あるのか、今後明らかになっていくでしょう。

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