前回のブログで新しいDi2ユニットは
各ディレイラーにバッテリーを搭載
できるようになり、従来の棒型バッテリー
をメイン、ディレイラーのバッテリーを
サブ、として使用できるようです。
今回はそのメインとなる棒型バッテリーも
新型に。
`hyousi第3の機具の存在。
バッテリーの底にある端子の数は3つで、
そのうち2つで各ディレイラーに電力を
供給します。
3つ目の端子には明言はされていませんが
「第三の機材」への接続が示唆されています。
全体図図を見ると変速装置であるフロント、リアの
ディレイラーの他にシートポストに点線が
繋がっています。これはバッテリーの設置
位置がシートポスト内の為です。
第三の機材として考えられるのは、STI以外
に設置するシフトスイッチの制御ユニット
か、グラベルバイク用につかうための
ドロッパーシートポストの可能性もあります。
現に、マウンテンバイクでは電動無線式の
ドロッパーシートポストは既に実用化されて
いるので、可能性はあります。
ハンドルバー付近のNo16はスイッチ。
スイッチハンドルバー上部に設置するNo16のスイッチ。
画像では押しボタンですが、書類によると、
押しボタンに限定されず、回転式もしくは
引くスイッチも想定しているとの事。
回転式はママチャリにあるグリップシフト
のような物を電動化する事が予想されます。
押しボタンはリセットボタン?
今回の説明書では、押しボタンを押す事で
特定のパラメーターやプログラム、設定を
再起動するのに使用する、とあります。
考えられるのは、Di2のディレイラー調整を
自分でやってみて、訳が分からなくなって
変速もうまくいかなくなった時に、強制
リセットをかけて最初からやり直し、と
いう場面でしょうか。または、シマノ製
パワーメーターと同期して、設定のリセット
などを行うのかもしれません。
おわりに
そのうち、タイヤの空気圧のチェックや調整
もしくはチェーンの伸びに応じて自動的に
ディレイラーが調整を行ったり警告をサイコン
上に表示できるようになるかもしれません。