ロードバイクのある生活

【ロードバイク】自転車ロードレースの大会の展望について【コロナ】

コロナウイルス騒動に左右される2020年の

自転車ロードレース。全国的な県外移動自粛は

解除されましたが、今すぐ元通りにならない

ようです。

全日本、ジャパンカップなど主要な大会は軒並み中止

 

アマチュアの大会も続々中止に

プロ選手が出場する大会に倣うようにアマチュア

の大会もどんどん中止の決定をしています。

賛否両論ありますが、選手の安全を最優先に考えれば仕方ない

大会運営側も大人数が集まる大会の特性上、

ワクチンも治療法も確立されていないウイルスの

感染拡大を危惧した苦渋の決断だと思います。

また、明記はされていませんが今回の騒動で

問題になった「自粛警察」などのウイルス感染に

過剰に反応して攻撃する一部の人の暴走から選手

や関係者を守る手立てだったと考えます。

「自粛警察」は正しい事をしていると思っているので始末に負えない

2012年のツールドフランス第14ステージ

1級山岳のミュール・ド・ペゲールで選手が次々

にパンク。そのパンクで落車して鎖骨を骨折、

リタイヤする選手も出ました。

原因は道路にまかれた画びょう。結局犯人は

分からずじまいでしたが、自転車ロードレースの

本場でこのような事件が起こったことは衝撃

でした。

(当時の記事はこちら。

今回のコロナウイルス騒動においても

他県ナンバーの車やバイクへの落書き、ボディや

タイヤへの傷つけ、行政へのクレーム電話など、

実際に被害が確認されています。これらの

行為は、「自粛警察」にとっては自分や家族を

感染から守るための正当な手段であり被害者を

「そういう事をされても文句は言えない人たち」

と確信しているので、始末に負えませんし、

何をしでかすかもわかりません。

地元以外の人たちが大勢あつまり、密になって

走るロードレースや、ヒルクライムを見た

一部の暴走した人が、2012年のツールのような

行動に出るかもしれないのです。

アマチュアの選手は仕事先でのコロナ対策で出られない事も。

職場内でのクラスター感染の事例も増えてきて

おり、不要不急な県外移動を制限する規約を

設ける会社もあります。会社に黙って出場して、

万が一感染してしまえば規約違反を問われ何らか

の処分を受ける可能性もあります。フルタイム

ワーカーのアマチュア選手も会社の規約を破って

まで大会に出ようとは思わないでしょう。

運営側はその様な事態(参加費の減少)も考慮して

いると考えます。

自分に勝つ取り組みに脚光

レースが軒並み中止になっている現在、競い合う

のではなく、一つの条件をクリアする取り組みが

脚光を浴びています。それはエベレストと同じ

標高数を近所の山や峠を繰り返し登って稼ぐ

「エベレスティング チャレンジ」です。

2014年に始まった取り組みですが、コロナ騒動

での医療従事者への応援や、長距離トレーニング

の代替でプロ選手が挑戦したことがニュースに

なり、日本でもトップアマの高岡選手や一般の

チャリダーも挑戦して達成しています。

ちなみに「エベレスティング チャレンジ」

を達成し、公式サイト「EVERESTING」に

そのログをアップデートしてルールに沿った

記録と認められれば「HALL OF FAME」に

名前とログが掲載される。

ちなみに公式ルールも存在しており、

  1. 累積標高8,848m(29,029フィート)を記録する
  2. ひとつの山(丘)の同じルートを使用する
  3. 下りも登りと同じルートを使用する
  4. 途中で睡眠を取ってはならない(休憩は可)
  5. 食事・水分補給・充電の休憩時間は総合タイムに含まれる
  6. 登りは毎回必ず頂上へ到達すること
  7. 安全に下り、無事に自宅へ戻ること
  8. タイムリミットはなし

を守らないと記録として認められない。

チャレンジするロケーションとしては

「斜度6~7%、2~3kmの山や峠」が

オススメとの事。理由は斜度が緩いと

走行距離が延びてしまう事、逆に

斜度がきついと距離は短いが体力の

消耗が激しくなるため。

おわりに

2020年の自転車ロードレースを取り巻く

環境はかなり厳しいです。しかし、その

中でも自治体と協力して大会を開催して

いる運営会社も存在します。

今後はこの運営会社の取り組みをベース

にした大会運営でレースが再開されて

行くことを期待したいです。

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