ロードバイクが欲しくなったけど、
どうやって家族の許可をもらおうか。
そんな方に私がロードバイクを購入
した経緯をもとに解説していきます。
いきなり十数万の自転車を買うなんて言うのは愚策
まず自転車に十数万払う、という事を
家族(多くの場合は奥さんや彼女)が
理解できるかどうかが問題です。
いやいや、相手もバッグや服に同じ位の
お金かけているじゃないか、と思う
でしょうが、服やバッグは本人にとって
自分の価値を高める物と考えているので、
ロードバイクも遊び道具という先入観を
消し去る事が購入を許してもらう第一歩と
なります。
ロードバイクに乗る事でプラスになる事を言う
ロードバイクを購入して乗る事で、相手に
どんなメリットがあるかを伝えます。
- 交通費の節約
- 交際費の節約
- ジョギングより低い負荷で運動できる
パッと思いつくのはこの3つです。交通費の
節約は、ガソリン代や電車代、駐車場の契約
料等が当てはまります。相手に伝える時は
「○○円節約できる!」ではなく、
より具体的に
「毎月○○円プラスになる。プラスになった
分を貯めて○○しよう!」と話す方が、
相手に熱意やお得感が伝わります。
次に交際費の節約ですが、ロードバイクは
鍵をかけても簡単に盗まれます。繁華街に
持っていったら秒でヤられるでしょう。
「今日自転車だから、また…」と断る事が
できます。大切な集まりの時に、電車や
車を使えばいいのです。交際費も抑える
事ができれば、より他の部分にお金を
まわす事ができますし、家族と過ごす時間
を増やす事ができます。
ロードバイクで走ると、運動不足を解消
できます。一見ロードバイクは激しい運動
のように感じますが、ランニングより膝に
負担がかからないやさしいスポーツと
言われています。
有名なのは自転車メーカーGIANTの創業者
である、劉 金標(キング・リュー)氏。
この方は80歳の時に台湾を12日間かけて
一周しています(通算2回目)日本の琵琶湖
一周(ビワイチ)も体験しているスーパーな
方です。このようにロードバイクは体力が
衰えても体に優しいスポーツです。
ただ、ロードバイクはダイエットになるかと
いえば、短期的には難しいとの調査結果も
あります。自転車産業振興協会という機関の
研究では、通常速度の自転車の二酸化炭素
排出量は徒歩の1/6だという事です。脂肪を
燃やすには酸素が必要で、脂肪が燃焼すると
二酸化炭素が発生し、体外に息として排出
されます。研究結果のように二酸化炭素の
排出量が少ないというのは、脂肪燃焼量が
少ない、という事です。
しかし、ハードな運動をしようとすれば、
体が負荷に耐え切れずケガに繋がる恐れが
あります。大事なのは長く続ける事です。
亀のようにコツコツ続けていれば、やがて
ウサギを追い越す力を身に着ける事が
できます。
維持費は聞かれたら言う
ロードバイクには他にも費用がかかります。
チェーンに差すオイルやパーツに塗るグリス
などのケミカル代、タイヤやチューブなどの
消耗品、ジャージやレーパンなどの衣類代
などです。これらの費用は聞かれたら答え
ましょう。とりあえずはロードバイクを買う
事を許可してもらう事です。
ロードバイクを購入する時にまとめて購入
するつもりで予算を組んでみましょう。
決して焦らない
焦って事を急いては仕損じます。
最低でも半年は家族の機嫌をとりつつ、
家事や家族サービスもこなしながら、
端々にロードバイクの魅力やメリットを
吹き込んできましょう。毎年夏から秋に
かけて来年度の新しいモデルの情報が
出始め、予約が開始されます。その時期に
家族から許可をもらって注文まで取り付け
られれば遅くても初春には新しいロード
バイクが手に入ります。
おわりに
私は最初にロードバイクを購入するのに
1年半かけました。その間に上のような
取り組みを行って何とかお許しをいただき
現在までやめることなく続けられています。
これからロードバイクを始めようとする方
に参考になれば幸いです。