新緑の中を走るのはとても気持ちがいいけど
体に虫が寄ってくるのは嫌だなぁ…。
アブにまとわりつかれたら防ぐ術はない⁈
山や林、川沿いには色々な虫がいます。
その中でもやっかいなのはアブです。
せっかくのライド中にそれらにまとわり
つかれたら楽しさは半減です。
スピードがある程度出る平坦路や下りでは、
自分達のスピードが速いため、虫が食いつく
前に振り切る事ができますが、登り坂では
そうもいきません。スピードが遅く、虫に
まとわりつかれてしまいます。それも1匹や
2匹どころではない、十数匹にです。
片手で食いつかれないように振り払うのは
限界があります。気付いたら何カ所も刺さ
れる事になります。
つまり、アブに食いつかれるのを完璧に防ぐ
事は困難です。
アブに食いつかれる原因は二酸化炭素、色、温度。
防虫剤販売大手のフマキラーがHPでアブの
習性について詳しく解説しています。
- アブの活動期間は6~9月、朝~昼に活動する
- 自然があればどこでも繁殖
- 家畜や動物がいる場所におおい
- アブは蚊とちがい刺すのではなくアゴで噛んで傷をつけ、血を吸う
- 蚊に刺されるより痛みが強く腫れも大きい
- 動きが速い。最速145kmで飛び回る。
- 温度を察知して集まる
- 二酸化炭素に反応して集まる
- 特定の色に集まる(赤や黒)
まさにこれからの季節、走る場所、
時間帯がアブの活動時間にカブり
ます。やっかいなのは蚊より大きい
ので、飛んでいるのがすぐわかる
のに、動きが素早く手で追い払う
のが間に合わず、腕や足に食い
つかれて、休憩の時にそれに気づく
事です。それも何か所も・・・。
服装は明るい色の物を
アブの習性で特定の色に集まる、
というものがあります。その色は
赤と黒なので、この色は避ける
べきです。日焼け防止のアーム
カバーやレッグカバー、レーパン
やジャージの色は黒や赤色は
できるだけ避けるべきでしょう。
できるだけ肌を露出しない
アブの習性に「温度を察知して集まる」
「二酸化炭素に反応して集まる」と
いうものがあります。
自然の中にいるチャリダーは周りより高い
体温で走り、呼吸しているので、アブが
集まる格好の条件をみたしています。
その中で肌が露出しているところはアブ
にとってご馳走が目の前にあるのと同じ
です。日焼け防止もかねてアームカバー
やレッグカバーを用意しましょう。
色も白などの明るい色がいいです。
ただし、アブの噛む力は強く、薄手の
衣類でも被害を受ける事が多いとの
事なので過信は禁物です。
虫よけを用意する
市販の虫よけスプレーを用意するのが
いいですが、少しでも荷物を減らしたい
安くあげたい、という場合は手作りする
事も可能です。
用意するものは以下の通り
- 天然ハッカ油 3滴ほど
- 消毒用エタノール 5ml
- 精製水 25ml
30mlの虫よけを作る量になります。
ハッカ油と消毒用エタノールをよく
混ぜてなじませてから精製水を
混ぜます。精製水を先に混ぜると
分離してしまうので注意が必要です。
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終わりに
これから外を走る機会も多くなって
くると思いますが、楽しく走るための
準備も必要です。今回の記事がその
手助けになれば幸いです
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