ウクライナ・ロシア戦争で原油や小麦の
供給が滞り、全世界的な物価の上昇が
懸念されています。この事はロードバイク
生活にとっても深刻な影響を与える
可能性があります。
サプライチェーンの混乱による機材価格のさらなる値上げ
これはコロナウイルスのロックダウン時
から続いていましたが、感染対策を徹底
する事で、コロナとうまく付き合っていく
事が一般化してきたため、パーツの供給
体制などは回復傾向に向かうはずでした。
ところが今回のウクライナ・ロシア戦争
のおかげで、それも吹き飛ぶ勢いです。
特にヨーロッパは資源大国であるロシア
から石油や液化天然ガスを供給してもらって
いる国が多く、今は世界の敵認定された
ロシアの資源を利用する事は、自分たちも
世界の敵に手を貸す悪の枢軸と見られかね
ません。ヨーロッパにおける生産・物流の
機能はかなり低下すると思われます。
ロードレースの本場であるヨーロッパが
一触即発の状況なので、機材の研究開発も
例年の様にはいかないと思われます。
実際にロシア・ベラルーシの関係者はUCIの
大会から締め出しをくらっています。
(選手自体はチーム移籍など救済措置がある)
家計を直撃する値上げは趣味活動の自粛を促す
家計を預かる奥さん(旦那さん)にとって、
どんどん値上げされるものが増えていくのに
給料は全く増えない、という事になれば、
生活水準を守る為に、とにかく支出を切り
詰める事に血眼になるでしょう。
真っ先に削られるのが趣味にかけるお金と
小遣いです。
ロードバイクを知らない人にとっては、
「タイヤ1本とチューブが2万円するの!?」
「中でクーラーと扇風機ガンガンかけて
汗を飛び散らかすの止めて!」と、
ロードバイクは金食い虫にしか見えない
でしょう。
全面禁止を言い渡されないよう、気を
配らないといけません。
おわりに
趣味にはお金がかかる、とは昔から
言われている事ですが、コストを
理由に趣味を止められないように、
理由を前もって考えていた方が
いいでしょう。