2020年12月に初めて開催された
UCI eスポーツ世界選手権の男子
エリートでチャンピオンとなった
ジェイソン・オズボーンが、
ドゥクーニンク・クイックステップの
研修生としてロードレース界にデビュー
する事になりました。
現役ボート選手という異色の経歴。東京オリンピックでは銀メダルを獲得
12月に行われたeスポーツ世界選手権の
男子エリートには、アワーレコードホルダー
ヴィクトール・カンペナールツや
エドヴァルド・ボアッソンハーゲンと
いったバーチャレルースで活躍する選手の
他に、ドメニコ・ポッツィヴィーヴォや
リゴベルト・ウランなどの現役選手も参戦
していました。
それらの並みいる強豪を抑えて優勝した
ジェイソン・オズボーンは、なんと
現役のボート選手。
ドイツ代表としてボート競技の軽量級
ダブルスカルに出場し、銀メダルを
獲得しています。
ロードバイクを始めたのは2012年とわずか9年でプロチーム入りを果たす
本人は2012年に初めてロードバイクを
購入し自転車でベーストレーニングを
行ってきたとの事。その後、数年に
わたっていくつかのレースに参加して
技術を磨いてきました。
今回Zwiftを使った世界選手権を制した
事をプロチームであるドゥクーニンク
クイックステップが注目。2021シーズン
終盤に研修生としてチームへの参加を
許可しています。
おわりに
普通ならボート競技で成功したらその世界で
ずっとやっていこうと思ってしまいますが、
違う世界でもトップを狙おうという姿勢は
見習いたいものです。