サイコンって聞くけど、なに?どんなものがあるのかな?そもそもロードバイクに必ず必要?
サイコンはロードバイクをより楽しむための必需品です
サイコンとは、
ロードバイクに取り付けて使う
「サイクルコンピューター」の
略称です。
走行中の様々なデータを
一括管理して保存できる
便利アイテムです。
走行時の代表的なデータ一覧
- 心拍数(ハートレート)
- ペダルの回転数(ケイデンス)
- 時速
- 現在時刻
- 走行時間
- 走行距離
- ラップタイム
上記のほかに別売りのパワー測定機器があれば
自転車を進ませる値(パワー値)を表示できます
またGPSが装備されているサイコンは地図を
表示できます。
データはどうやって測定するの?
ロードバイクに各種センサーを設置して
測定します。
心拍数はバンド型とスマートウォッチ型、
シールタイプがあります。
バンド型 | スマートウォッチ型 | シール型 | |
値段 | 4,000~7,000 | 10,000~40,000 | 本体4,000~5,000 |
正確さ | 〇 | △ | ◎ |
快適さ | △ | 〇 | ◎ |
コスパ | ◎ | △ | ×(交換テープ 3,000~5,000) |
ケイデンスは磁石でクランクの回転を
フレーム側のセンサーで測定する
タイプが主流です。
時速は前輪または後輪のスポークに磁石を設置し、
速度センサーにより磁石の通過数で回転数を、
または検出の時間間隔で単位時間当たりの
回転数を測定します。得られた回転数と
タイヤ周長(タイヤが一回転して進行する距離)
を係数として速度を割り出します。
走行距離はタイヤ周長に回転回数をかけた数で、
タイヤ周長は自転車に応じて使用者が設定します。
走行時間やラップタイムはサイクルコンピューターの
ボタンを押して設定します。
そもそもサイコンのある、なしで何が違うの?
サイコンありの場合
- 走っている状態を客観的に把握できる
- 地図を表示すれば初めての場所も迷わない
- トレーニングの指標になる
- インターネット上に自分が走ったルートやデータを公開できる
①サイコンは表示できるデータ値をカスタマイズ
できるので、いらないデータは表示させない等の
対応ができます。また1つのモニターに一括して
表示できるので、無駄な動きをせずにデータを
把握できます。(時間を見るのにスマホや
腕時計を見るなどの動きと解釈してください)
②今いる場所を調べるのにわざわざ止まって
スマホを取り出し・・などの無駄を省けます
③一定のケイデンスや心拍数、時速をキープ
して走る、などのトレーニングや、ラップ走
などのトレーニングには必須です。
④は「STRAVA」などのインターネット上の
アプリは自分の走行データをアップする事で
データの共有や、走ったルートをどのくらいの
人が走っていて、速い人がどのくらいのタイム
で走っているかがすぐにわかるようになって
います。ライド途中に撮影した写真なども
アップできますので、よりライドを楽しむ
事ができるでしょう。
サイコンなしの場合
- まわりの景色を楽しんで走れる
①サイコンの画面ばかりに気を取られてしまうと
きれいな景色を見逃したり、最悪の場合は
事故や落車の危険があります。
サイコンがあればロードバイクをより楽しめます
初心者のころは、周りの事に気を取られたり
疲労でデータどころではないかもしれませんが、
ある程度余裕が出てくれば、「自分がどのくらいの
力で走ることができるか」が気になってきます。
サイコンはそんなあなたの欲求を満たす最高の
道具です。
ありがとうございました。