プロの自転車選手や練習により時間を割く
ガチ自転車乗りは一般人に比べて骨密度が
低い事が研究結果で分かるとの事です。
体重が軽いのが有利なクライマーや万能型のオールラウンダーが特に骨密度が低いとの事。
その理由は、体重を支える事で骨が丈夫に
なるところ、サドルやハンドルで体重を
支える事で立っている時に比べて骨に
負荷がかかりにくい、他のスポーツに
比べて長い回復時間が必要な事が関連
しているとの事。
骨密度(BMD)を維持する最善の方法は
歩く、走る、跳ぶなどの体重を支える
動作である、という根拠がもとになって
います。その為、体重を低く抑えることで
パフォーマンスの優位性を得る事ができる
クライマーやオールラウンダーは、体重が
少ないことで骨への負荷が減少し、さらに
深刻になる可能性があります。
プライオメトリックス運動とレジスタンス運動が効果的
プライオメトリックス運動とは、瞬発力を
高めるためのトレーニングです。
アンクルホップ、ボックスジャンプ、
メディシンボールスローなどが一般的な
プライオメトリックス運動です。
レジスタンス運動は、スクワットや
腕立て伏せ・ダンベル体操などの標的とする
筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける動作を
繰り返し行う運動です。10-15回程度の回数を
反復し、それを1-3セット無理のない範囲で
行うことが勧められます。
レジスタンス運動にはダンベルやマシン等の
器具を用いて行う方法と、スクワットや
腕立て伏せの様に自重を利用して行う方法が
あります。レジスタンス運動を行った後は
十分な回復の時間が必要です。
自転車以外のスポーツを行うのもアリ
自転車以外のスポーツで、体に不意な衝撃の
かかる瞬発系のスポーツをするのもオススメ
との事です。サッカーやテニスが当てはまり
ますが、骨が丈夫になるものの、筋肉痛や、
最悪肉離れを負う恐れもあるので、準備
運動などをしっかりしてから行うのが
いいでしょう。
おわりに
ロードバイクは下りでは自動車なみに
スピードが出ますが、着ているのは
うすうすのジャージとレーパンなので
コケると骨折や重度の擦過傷を負う
恐れが非常に高いです。
骨折のリスクを減らす為、骨を丈夫に
していく取り組みが大事との事です。