UCI(国際自転車競技連合)はベルギーで
開催された運営委員会で新たなレース
カテゴリーの検討を行っています。
グラベルバイクを使用したワールドツアーと世界選手権の開催
グラベルバイクはロードバイクの様な
姿かたちをしていますが、マウンテン
バイクの様なブロックタイヤ(表面が
イボ状に突き出したゴム製のブロックが
柔らかい路面に食い込むことで一般的な
タイヤよりも高い駆動力を発揮する)を
履くことができ、ロードバイクでは
走れない悪路や山道を走る事ができます。
マウンテンバイクより軽いので、坂道も
楽にこなせます。
近年のグラベルバイクブームが新しい
カテゴリーの創設を後押ししたのでしょう。
ただ、現時点ではレギュレーションは
決まっていないようです。コースは
主に未舗装の道路(グラベル、林道、農道、
石畳など)で行われ、一般参加型のイベント
となるようです。日本にも林道が数多くある
ので、近い将来日本での大会も開催される
可能性があります。
シクロクロス世界選手権にチームリレーを追加検討
オリンピックの陸上のリレーの様な
カテゴリーを2022年の世界選手権で
テストする事が決定しています。
チーム戦なので、先行逃げ切り、
力のある選手をアンカーにすえる等
個人の力量はもちろん、レース戦略も
問われるカテゴリーとなりそうです。
スノーバイクを使ったワールドカップと世界選手権開催の検討
UCIが検討しているスノーバイクの世界選手権、スノーバイクって調べるとタイヤの代わりにファットスキー位の大きさの板を履かせて、乗る人も足にミニスキーを装備して滑るものらしい。あとスノーモトっていうのもある。こっちはトリック系だったりパウダーを滑るものの様。https://t.co/RwzzfT312D
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) September 23, 2021
おそらくゲレンデを滑り降りる
タイムを競うレースになると予想。
日本だと開催は難しそう。
スノーボード黎明期もゲレンデ立ち入り
禁止の所が結構ありましたし・・。
男女のプロチーム格差の是正
女子ロードレースの発展を続けるために
2023年より、ネオプロライダー(UCI女子
ワールドチームと最初の契約を結ぶ23歳
未満のライダー)のステータスを導入し、
2023年から2025年のシーズンに向けて、
ネオプロライダーを含めた最低給料の更新
が決定し、男女で差があった最低給与を
同一にする事が決定されています。
さらに、首尾一貫性の観点から、チーム用
ライセンスの長さと帰属条件も同一にする
との事です(2026年シーズンより)
おわりに
グラベルバイクとマウンテンバイクの
レース、どうやって差別化していくのか
気になるところです。あとスノーバイク
はヨーロッパのデカいスキー場ならいい
でしょうけど、日本だと開催は難しそう
ですね。