AppleのAir tagを使った高級車の窃盗が
増えているとのニュースがあり、これは
ロードバイクの盗難にも悪用される可能性
ありです。
高級車の目立たない場所にAirTagを隠して追跡、自宅を特定する
カナダのヨーク地方警察がYouTubeに
あげた動画によると、窃盗グループは
目を付けた高級車をその場で盗まず
AppleのAirTagを給油口やキャリアを
繋ぐヒッチ部分に隠しておき、
それを追跡して自宅を特定。時期を
見計らい深夜や持ち主が不在の時など
リスクが少ない時を狙って車を盗んで
行くとの事です。
ロードバイクの場合、中を確認しなさそうなのはサドルバッグやツール缶
ロードバイクの場合、荷物は最小限に
して走るので、AirTagを隠すような場所は
少ない様に思えますが、盲点なのがサドル
バッグやツール缶(ツールボトル)。
予備チューブや工具、雨具など、必要に
ならない限り開ける事がないうえ、
大体ロードバイクに付けっぱなしの事が
多い、鍵がかかるものが殆どなく誰でも
簡単に開ける事ができます。
車と違い、ロードバイクが自宅で盗まれる事は少ないと思われるが・・
AirTagは1個3,800円なので、ホイールの
1つでもあれば十分に元は取れてしまい
ます。AirTagを仕掛けたロードバイクが
盗まれなくても、ホイールなどのパーツが
盗まれてしまう恐れはあります。
また車本体には車体番号があり、ある程度
追跡が可能ですが、ロードバイクには
自分のものだと特定できる車体番号がなく
防犯登録していないと戻ってくる確率は
ほぼ0%です。
おわりに
ストーカー対策に他人のAirTagが身近に
あれば知らせる機能がアップデートされた
との事なので、そこまで心配する必要は
ないかもしれませんが、用心に越した事は
ありません。皆さんも気をつけましょう!