青森県に来たからにはやらなければならない
「十和田湖一周」「八甲田一周」。
今回は東北新幹線 七戸十和田駅をスタート
して八甲田一周を行うための解説をします。
スタート地点 七戸十和田駅~わんだむらんど
走行距離87km。獲得標高1948mです。
七戸十和田駅の南口からスタートします。(画像は七戸町HPより)
南口から道の駅しちのへに向かい、
T字路を右に曲がります。
道なりにすすみこの看板が見えたら左に
曲がります。
そのまままっすぐ進むと右手に
バラソフトクリームで有名な
見えてきます。
そのまま道なりに進むと下の標識が見えます。
田代平に向かいましょう。
ここから本格的な山道に入ります。途中に
トイレや自動販売機がある休憩ポイント
「わんだむらんど」があります。
ここを過ぎるとトイレはしばらくありません。
水分補給は途中に湧き水がありますが、不安
な場合はここで補給していきましょう。
わんだむらんど~最大勾配16%ヒルクライム
ここから約9km、平均勾配約7%、
最大勾配16%のヒルクライム区間です。
登り切ったところに湧き水があるので
夏ははここで熱くなった頭を冷やす事が
できます。
ここから田代平までアップダウンを繰り
返していきます。そのうちに「十和田湖」
「十和田」「田代平」「青森市街」の
道路標識が見えてくるので、「田代平」
方面に曲がります。
田代平周辺
田代平をまっすぐ進むと左手に
「又兵衛の茶屋」「レストハウス箒場」が
見えてきます。ここでは食事や自販機での
水分補給、トイレ休憩が可能です。
これ以降はトイレ休憩、水分補給が
できなくなるので、ここでしっかり休んで
補給を行いましょう。
ここからは木々の間をアップダウンを繰り
返して進みます。木々の葉で日中も太陽
が差し込まず涼しいですが、暗く路肩の
アスファルトのひび割れが目立たない事
山からの水が流れ出ている箇所もある
ので、走行には注意が必要です。
雪中行軍遭難記念像付近
木々の道が開けると有名な雪中行軍遭難
記念像がある「銅像茶屋」に出ます。
以前はここでもトイレ休憩や水分補給が
できたのですが、現在は休止中です。
2019年の夏~秋は簡易トイレが設置
されていましたが、2020年シーズンは
現在のところ、詳細は不明です。
ちなみに、銅像のモデルとなった
後藤房之介伍長の実際の発見場所は
ここではなく、北西に約1km先に実際の
発見場所を示す標識が立っています。
銅像茶屋~萱野茶屋分岐点まで
銅像茶屋からは萱野茶屋分岐点までは
先ほどの田代平~銅像茶屋間のように
木々の間の道を抜けていきます。
片側一車線道路ですが、十和田市内から
青森に抜ける道路のため、大型トラック
も多く走っているので、注意が必要です。
この標識が見えたら左に曲がります。
萱野茶屋分岐点~八甲田ロープウェイ駅周辺
ここから八甲田ロープウェイ駅まで
最大勾配10%前後の坂が連続して
あり、一番きつい区間かもしれません。
約4km先に八甲田ロープウェイ駅が
あり、トイレ休憩や食事、水分補給が
可能です。
八甲田ロープウェイ駅~酸ヶ湯温泉周辺
八甲田ロープウェイ駅から約6kmで
酸ヶ湯温泉に到着します。ここでの
オススメはしょうが味噌おでんです。
ハイシーズンは観光客やオートバイ
のライダーでにぎわい、席に座れない
可能性もあります。
酸ヶ湯温泉~笠松峠
酸ヶ湯温泉から標高1040mの笠松峠
まで約5kmのヒルクライムですが、
酸ヶ湯温泉周辺の地獄沼あたりの
勾配がきついだけで他の地点は
勾配はあまりきつくないです。
笠松峠には標識がありますので、
車に気をつけて記念撮影を楽しむ
のもいいでしょう。
笠松峠~睡蓮沼周辺
秋の紅葉シーズンは八甲田連峰の
紅葉を見ようと観光客が道路の両側
に路上駐車して道幅がかなり狭く
なり渋滞が発生します。また車の
合間から急に人が歩いて出てくる時
もありますので、この区間は極力
スピードは抑えて走りましょう。
睡蓮沼~谷地温泉分岐点周辺
睡蓮沼からはダウンヒルになります。
ヘアピンカーブが連続する地点が
あり、路肩周辺に落ち葉や砂利が
堆積している事、対向車がヘアピン
カーブで車線をはみ出してくる時が
あるので、十分注意しましょう。
谷地温泉分岐点~わんだむらんど周辺
谷地温泉まで降りてきたら、分岐点
を左に曲がり、国道394号線の七戸
方面に向かいます。帰り道は行きの
最大勾配16%をダウンヒルで下る
事になります。リムブレーキの方は
最大限注意してください。カーブも
多く、曲がった先の視界が利かず、
対向車に気づくのが遅くなる危険が
あります。
見どころはやはり紅葉の時期
紅葉の時期の八甲田連峰はとても
美しいです。その中をロードバイクで
めぐるのはとても爽快な気分です。
青森県に来たチャリダーの皆様、
ぜひチャレンジして下さい!