コロナウイルスに翻弄された2020年
シーズン。いまだ収束の兆候は見られ
ません。その影響はロードバイクの
供給にも影響をおよぼしているようです。
最大400日待ち!?フレームが来ない
こうなるとよからぬ事を考える輩が増えるわけで・・。
盗難には本当に気を付けないとまずいと思います。多分トイレに寄った数分でも持っていかれそうです。 https://t.co/Pxx9dnwZxa— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) November 19, 2020
ロードバイクのフレームを製作する
最大の拠点は台湾です。
ロードバイクの巨大メーカーである
ジャイアントとメリダは台湾のメーカーで
工場も台湾にあります。この2社はアメリカ
メーカーの下請けでフレームを作って
いましたが、現在は立場が逆転しています。
例をあげるとアメリカのメーカーである
スペシャライズドはメリダの傘下で、
フレーム(S WORKS含む)は台湾で製造
されています。
台湾は感染者数を499人、死者は7人に
抑えるなどコロナ封じ込めに成功して
いますが、2020年初頭の混乱期には
ロックダウンこそ行わなかったものの、
海外からの渡航者には2週間の隔離を
義務付けるなどの対応を行っており、
流通や製造業に少なからず影響はでたと
思われます。その結果、フレームやパーツ
の供給に滞りが出たのではないでしょうか。
品薄は悪いこと(盗難)を誘発する
欲しくても手に入らないと、多少高くても
それに飛びつく人も現れてきます。今は
ネットオークションやメルカリなどの個人
売買のサイトで、大まかな相場も分かり
やすくなっています。人気のあるメーカー
やフレームを狙っての盗難も増えると予想
されます。プロの窃盗犯に狙われたら、
防ぐのは至難の技です。目をつけられない
ように、気をつける点は以下の通りです。
- 目が届く場所でも鍵はかける
- 保管は出来るだけ室内
- 決まった場所に止めない
- 防犯センサーなどを検討
コンビニでトイレに行く時も、ただ立てかけ
るのではなく、必ず鍵はかけましょう。
流石にコンビニの前でボルトクリッパーを
使うのは目立つので、盗難リスクは減ります。
仲間がいるときはお互いに声をかけて交代で
見張るのがいいです。
通勤などで決まった場所に駐輪すると、目を
つけられやすいので、たまに場所を変えると
(目が届く範囲内で)盗難のリスクは減ります。
屋内保管は基本です。壁用フックなどを活用
して場所を確保しましょう。
防犯センサーはそれ自体が見える事で盗難の
抑止になります。GPSが搭載されていれば
スマホで位置を追うことが可能です。
おわりに
製造元の台湾はほぼコロナを収束できて
いるようですが、研究開発をする欧州や
アメリカがひどくなっているので、
工場はあっても設計図が遅れて・・と
いう事も考えられます。
いずれにしても、今後も品薄状態は
続くという事です。