「一寸先は闇」ということわざがあります。
先の事が予想がつかないことを意味し、
「闇」は悪い出来事を暗示していると解釈
されています。
ロードバイクの場合、一寸先は闇、と言われる
場面は以下の通りです。
- 落車
- 盗難
- 交通事故
起こってしまった事を悔やむより、その後の対応が大事
落車の原因は様々あります。機材トラブルや
不意の飛び出し、前走者の急な動きや前方
不注意等です。
共通なのは、落車を起こすと身体、自転車
いずれか、もしくは両方に深刻なダメージを
受ける事です。治療費や修理費もかさむと
金銭面での負担も大きくなり、自転車に
乗れないストレス、家族や会社に迷惑を
かける、と言ったプレッシャーが精神的な
負担となります。
問題なのは金銭面、精神的な負担です。
自転車は直したり、買い換えたりする事が
できます。身体の怪我も事故前と同じとは
言えないものの、日常生活に支障ないレベル
までは戻す事ができるでしょう。それらが
自転車を再開するモチベーションにも繋がり
ます。
不意の落車による金銭面での負担を解消
するためにも、保険への加入は不可欠です。
怪我は生命保険、修理費用は自転車専門の
保険で賄う事ができます。アクションカメラ
を取り付けていれば、状況を映像で残して
おけるので、保険会社との交渉に使えます。
盗難を防ぐためには視覚と聴覚に訴える
どんなに頑丈な鍵を取り付けても、転売目的
のプロには敵いません。常に目を離さないか、
他人が入り込めない場所に置く他ないのです。
人通りの多い少ないは関係ありませんが、
人の目は盗難防止に役立ちます。注目を集める
方法、例えば大音量のブザーなどは、周りの
注目を集めるので、盗難も未遂になりやすい
です。何より持ち主が音を聞いて飛んで
いけます。
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鍵と盗難防止ブザーの組み合わせは検討
すべきです。
交通事故の保険は弁護士特約必須。
交通事故で過失割合10:0の事故は、
被害者が加入する保険会社は加害者
との示談の交渉をできません。
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示談交渉代行を謳っていても、それは
保険加入者に過失がある場合のみです。
弁護士を依頼するとかなりの高額の
料金を請求されますが、弁護士特約が
ついていればその費用を補填できます。
おわりに
どんなに気を付けていても100%防ぐ
事は不可能です。
大事なのは、その後の対応でしょう。
少しでもダメージを減らせる様、
悲観的に準備して楽観的に走りましょう!