コロナウイルスのワクチン接種が進めば
感染は止められなくとも重症化のリスクは
軽減していくでしょうが、世の中は未だに
不要不急の外出自粛の空気です。
今年の冬もローラー台でのトレーニングが
中心になりそうですね。
ローラー台の種類のおさらい
ロードバイクのトレーニングに使用する
ローラー台には大まかに分けて3種類
あります。
- 後輪(またはフロントフォーク)をローラー台に固定する「固定式」
- 後輪を外してローラー台に固定する「ダイレクトドライブ式」
- 3本(もしくは4本)のローラーの上で自転車を走らす「3(4)本式」
※メーカーHPより転載
固定ローラーは後輪のタイヤをローラーに
押しつけるように固定して使用します。
ローラーは磁力等で負荷を発生させます。
ローラー台に自転車を固定するので、
転倒の心配も無く、初心者でも安心して
乗ることが可能です。思い切り踏み込んで
ペダルにパワーをかけても安定しているので
足の筋トレにもなります。ただし、後輪が
固定されているため実走行の感覚とはまた
違ったものとなる事、タイヤにローラーを
押し付ける塩梅次第でうまく負荷がかから
無かったり、摩擦力が強すぎタイヤが削れる
などのトラブルに繋がります。
グロータック GT-Roller F3.2 (12クイックリリース/15mmスルーアクスル対応)
- 「自転車との一体感の再現」をコンセプトに開発されたフォーク固定型のローラー台。 固定部分の「Motion Controller 3」がペダリングに合わせて前後左右に揺れるため、安全ながらも豊かな実走感を再現します。
- MotionController3が動くことにより、フレームを完全に固定しないため、ダンシングが可能。自転車を振ってもフレームを痛めることはありません。
- 最強ネオジウム磁⽯を2個使⽤し、それを磁気回路で結合させ、強⼒な負荷を発⽣させます。これにより、低負荷⾛⾏から、SFR、ダンシングなど、多彩なトレーニングに対応可能です。また、リモートレバーによって11段階(負荷無しを含む)で調整が可能です。
最近はフロントフォークを固定する方式の
固定ローラーが販売されています。
後輪はローラーの上に乗っているだけ
なので、今までの固定ローラーより
タイヤに優しい作りになっています。
フロントフォーク固定部が動くので、
ダンシング等も可能になっています。
ELITE(エリート) TURNO(トゥルノ) ダイレクトドライブ式ローラー台
頑丈な筐体と静かな負荷方式で低騒音・低振動を実現。「とにかく静かでコストパフォーマンスに優れたホームトレーナーが欲しい」という方に最もお勧めできるモデルです。ダイレクトトランスミッション式で、エリートが得意とするフルード式の負荷装置を搭載。パワー計測に「MISURO B+センサー」のアルゴリズムを使用することによって、コストパフォーマンスが非常に高いモデルとなりました。ANT+とBluetooth両方に対応しているので各種デバイスとの通信が可能。スピード、ケイデンス、パワー値を送信しますので、トレーニングデータを各種アプリで活用して、バーチャルサイクリングやパワートレーニングに取り組むことができます。また、大型フライホイールを採用し、1,580W:60km/h時、780W:40km/h時のハイパワー出力を実現しています。
TURNO(トゥルノ)は、スピード、ケイデンス、パワー等のデータをパソコンやスマホ、タブレットに送信する送信機がトレーナー本体に内蔵されている「スマート・トレーナー」です。自転車をトレーナーに装着するだけで、すぐにZWIFTを行えるので、毎日のトレーニング準備のストレスが無くなります。
また、ZWIFTではエリート社のスマート・トレーナーは「POWER SOUCE(パワーメーター)」として認識されるので、面倒な設定なく、すぐにアプリを楽しめます。TURNO(トゥルノ)にはパワーメーターが内臓されているので、パワー実測値のデータがトレーナー本体から各種デバイスに送信されます。ケイデンスの値は、各トレーナーの負荷特性やライダーのデータ、スピード等から独自のアルゴリズムで計算された値となり、実際の計測値とは異なります。実測値が必要な場合は別途ケイデンスセンサーをご利用ください。
ダイレクトドライブ式とは、カセット
スプロケットをローラー台にセットし、
リアエンドを固定するシステムです。
根本的にタイヤがローラーに接触しない
ので、タイヤの減りを心配する必要が
なく、ローラーを回す時に発生する音も
ないので、静粛性に優れますがローラー台
に設置する時に後輪を外す手間がかかり
ます。
3(4)本ローラー台は、自転車を固定せず
ローラーの上で実際に自転車を走らせます。
実走と同じように車輪が止まると横に倒れ
込んでしまうので、壁などの手がかりや
足を置く踏み台が必要になります。
(ローラー台の高さもあり、足が床に
届かない事が多い)
固定式やダイレクトドライブ式と違い
実走に近いトレーニングができますが、
バランスを崩すしたり、思いっきり
パワーをかけてペダリングすると
ローラーから脱輪する危険があります。
また止まる時に実走と同じように
ブレーキをかけてしまっても脱輪して
しまいます。
バーチャルライドアプリ「Zwift」内の勾配に応じて負荷が変わるスマートトレーナー化が必須
スマートトレーナーとはスマートフォンや
パソコンをBluetoothやANT+の無線通信で
ローラー台とペアリングし操作ができる
機能を持ったローラー台のことです。
Zwiftに対応しているスマートトレーナー
なら、コース内の勾配変化や前を走る人の
後ろに着く事で自動的に負荷を調整して
より実走感があるトレーニングが可能に
なります。
中には実際にローラー台が勾配に応じて
上下するオプションを追加できる製品も
あります。
究極のインドアトレーナー「wahoo KICKR BIKE」
ジムにあるエアロバイクのような
「wahoo KICKR BIKE」ですが、
上記の機能をすべて備えた最強の
トレーニング機材です。
自分のロードバイクのサドル高や
ステム長に設定でき、Zwiftにも
完全対応。勾配も上り坂最大20%
下り坂-15%を再現し、重量も45kg
あり思いっきりもがいてもビクとも
しません。
値段も48万9500円と最強ですが、
新しくロードバイクを買うつもりで
家族も使えるよ、と説得すればワンチャン
あるかもしれません。
おわりに
私はグロータックの4本ローラーを
スマートトレーナー化してZwiftや
マップトレースモード(グロータック
専用のバーチャルライドアプリ)を
楽しんでいます。
今後は自動勾配装置「GT e-Slope Q」を
導入検討しています。
導入したらブログで報告いたします!