介護職員はコロナリスクが高い職場にいる。
厚生労働省が出したコロナウィルス集団発生
を防止するための「3つの密」ですが・・。
000610429これ介護保険の通所介護(通所リハビリ)施設に
完全に当てはまるんですよね。
①なんて窓開けたら「寒い!風邪ひく!」の大合唱。
②も市町村のありとあらゆる場所から人が集まり、
1つのテーブルに最低4人はいます。
③はお互い耳遠いので、自然と顔を近づけて
大声でつば飛ばしてますから。
ケアマネが布マスクを配布して歩くけど・・
厚生労働省は施設勤務の職員および、利用者に
対して布マスクの配布を決定しました。
vol789ケアマネがヘルパー、通所サービスを利用する
高齢者の自宅を訪問し、マスクを配布します。
ただ、使い捨てマスクと勘違いして1回使って
捨てられないかと今からヒヤヒヤしています。
そもそもマスクはウィルスを防げない
日本医事新報社のHPに抗インフルエンザウィルス薬
(アビガン)を開発した白木公康医師のレポートが
あります。→こちらから
まとめると以下の通り
・マスクは吸気の湿度を保ち、気道粘膜の乾燥防止
繊毛運動の保持には有用(ウィルスを防止するわけ
ではない)
・コロナウイルスの感染様式は,物を介する感染と
飛沫感染が考えられる。
物を介する感染とはウィルスがついた手で触れた物
(ドアノブなど)を他の人が触って、その手が顔を
触って体内にウィルスが侵入し感染する事。
飛沫感染はセキやくしゃみでウィルスが飛び、粘膜に
くっついて感染する事。
マスクはウィルスがついた手で顔を触るリスクを
軽減できる。
取り扱いが悪ければ買い占めたマスクも意味なし。
全国マスク工業会や厚労省、経済産業省が連名で
情報を発信しています。
mask上記のレポートにもあるように、コロナウィルス肺炎は
物を介した感染や飛沫感染で発症する可能性があり、
健康な人がマスクをしていても取り扱いが悪ければ
感染の危険がある、という事です。
おわりに
最大の予防効果があるのは手洗い、うがいなどの
基本的なことでしょう。ただ、世の中の空気は
「マスクしてないなんて非常識!」なんですよね。
自分は口さえ覆えればバラグラバやバンダナでも
いいと思っています。
![](https://yamadai-aomori-life.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_5509-rotated.jpg)
発症していない高齢者や介護従事者に行うべきは
マスク配布と平行した手洗いの徹底的な指導です。
医療従事者には潜在的感染者と交わる危険が
高いので、ガスマスクみたいな専用のマスクを
支給で。
ありがとうございました!