実家に一人で住んでいる親や
高齢者の見守りが必要だけど、
人を頼むとお金がかかるし、
どうしたらいいの?と言う
疑問に現役ケアマネージャー
(12年勤務)として実体験に
基づいてお話します。
ALSOKの緊急通報装置の値段は1日ジュース1本以下。
緊急通報装置には非常時に押す緊急ボタンと
通報センターの看護師に体調や介護の相談が
できる相談ボタンがついています。
利用するには機械を買い取るプランと
レンタルするプランのいずれかを選択
します。
買い取りプランのメリット(月額1,700円)
①月額利用料がレンタルより4割ほど安い。
②1年使えば後述のレンタルプランより
8,000円お得なので長い利用に向く
③10年の無料保証あり
買い取りプランのデメリット
①工事費11,000円に機械代36,000円の初期投資がかかる
レンタルプランのメリット(月額2,400円~2,960円)
①機械代の36,000円がかからないので、
一時的な利用に向く。
②使用しなくなったときに機械を返却できる
レンタルプランのデメリット
①月額料金が買い取りプランより4割増しで
初期設置0円のプランは買い取りプランの
7割増しと高い。1年半以上利用する可能性が
あれば買い取りプランのほうが結果的に安い。
豊富なオプションあり(有料)
- ペンダント型緊急通報ボタン
- 火災監視
- ライフリズム監視サービス
- 見守り情報配信サービス
①は持ち運びできる緊急ボタン。
ただし屋内のみ。屋外は別途契約が
必要になる。
買い取りプランのみ月額料金無料
(機械代は別料金)
②センサーが火災を感知すると
ガードマンが駆けつけるサービス
③はトイレのドアにセンサーを設置。
一定時間開閉がない時にガードマンが
訪問するサービス。
④は空間センターを設置し、高齢者の動きを
登録したスマホにメールで情報発信する。
実際に使用してみた結果
私の担当する一人暮らしの高齢者に
勧めたところ、何人か利用されています。
大体ペンダント型緊急通報ボタンを追加
しています。
そのうち1件緊急通報の対応がありましたが
ペンダント型緊急通報ボタンを押しての
通報でした。鍵を契約時に預けるので
ドアが施錠されていても問題ないです。
また、かかりつけ医の電話番号や、
ご家族の電話番号などを事前に
登録していれば、救急搬送時に
救急隊員への引継ぎがスムーズです。
私の担当した方の場合は、ケアマネージャーの
事務所の電話番号も追加で登録しました。
相談ボタンについては押してもつながるのに
時間がかかる場合があるそうなので、
利用される事はなかったです。
Iotと組み合わせれば、様々なニーズに対応
Iot(モノのインターネット)の活用もALSOKは行って
います。
「HOME ALSOK アルボeye」というサービスです。
できる事は以下の通り。
- 双方音声機能
- wifi対応で自宅内どこでも設置可能
- スマホで外部からカメラ操作可能
- 温度感知による熱中症対策
①はカメラに内蔵のスピーカーを利用することで
設置カメラ側へ話しかけることができます。
認知症の高齢者に対して声掛けして徘徊を
防止することができます。カメラに向かって
話しかけられた音声動画の視聴も可能です。
④は部屋の温度管理ができない高齢者の
熱中症対策に①の双方音声機能を使用して
指示を出す事ができます。
終わりに
介護保険のサービスは融通が利かないですし、
人員不足もあり希望する時間帯に利用ができない
可能性があります。
介護保険外のサービスをうまく使うことで
家族の負担も軽減されます。
しかも今なら機器取り付け費50%OFFの
キャンペーン中です。
ぜひご検討ください。
ありがとうございました。