ロードバイクのある生活

【ロードバイク】コロナが落ち着いたら自転車生活も安定する・・そう思っていた頃もありました【アフターコロナ】

コロナバブルは過ぎ去り自転車や関連

用品の需要は第4四半期には通常通りに

戻るとの予想で、業界では事業再編の

動きが加速しそうです。

シマノは子会社のパールイズミUSAを売却

シマノはアメリカのスポーツブランド企業

「United Sports Brands」(USB)に

パールイズミUSAの全株式を譲渡し、

アメリカ国内の施設もUSBが取得しました。

USBはパールイズミのヨーロッパ法人も

取得しています。ちなみに日本法人は

シマノとは別法人なので今回の買収には

関係はないとの事。

シマノは2022年第1四半期で利益が微増

だった事を投資家が忌避し株価が下落、

Garminも4つある部門のうち、自転車

用品を含むフィットネス部門の売上が

低迷して足を引っ張りました。

欧米各国はウィズコロナに舵を切り、

ロックダウンの必要がなくなった事で

自転車や関連商品の特需も終息に

向かっていくと思われます。

ロシア・ウクライナ戦争、中国のロックダウン、台湾のコロナ感染者増大・・企業にとっては向かい風

自転車のフレーム、パーツ製造のほとんどが

アジア地域で行われている現在、台湾では

新型コロナウイルス感染が再拡大している

との事。

幸いにもロックダウンまで行われていない

ようですが、今後さらに感染者が増えれば

再ロックダウンの恐れもあります。

マウンテンバイクのサスペンションメーカー

である「Fox Factory」のCEOは自社製品の

売上は堅調なものの、台湾の感染者増大が

第2四半期の収益に影響を及ぼす可能性を

示唆しています。中国でもロックダウンを

進行中で物流が完全に滞っています。

もし中国のロックダウンが緩和されたと

しても、すぐに物流が改善する事は

考えにくいですし、今回のコロナ禍は

中国で商売をするリスクに全世界の

企業が気付くきっかけになった事で

しょう。サプライチェーンの再編にも

企業は投資しなおす事になり、採算が

取れない部門はどんどん売却、最悪撤退と

いう事になるでしょう。

おわりに

コロナバブルによる自転車特需の終焉と

終わりが予想できない円安、台湾や中国が

コロナで不安定な状態と自転車業界を

取り巻く状況は好転する気配がない様子。

しばらくは様子見がいいでしょう。

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