ロードバイクのハンドルに巻く
バーテープ。厚さや素材の違いが
色々ありますが、私が使ってみた
感想とオススメを紹介します。
LIZARD SKINS(リザードスキンズ)DSP1.8 バーテープ
Lizard Skins DSP1.8 バーテープV2
リザードスキンズはもともと自転車用の
プロテクターを製造・販売している会社
でしたが、その後ハンドルグリップや
グローブ、自転車以外には野球のバットの
グリップテープやバッティング用の手袋
まで幅広く商品展開しているアメリカの
会社です。
バーテープは1.8mm,2.5mm,3.5mmの
3種類があり、厚くなるほど路面の衝撃
吸収力が高くなりますが、握る部分が
太くなるので、手が小さい方は気を付ける
必要があります。グローブをするなら
1.8mmをオススメします。
バーテープ表面は光沢があり、一見滑り
そうですが、握ってみると吸い付くような
感触があり、グリップ力をかなり感じます。
この吸い付くような感触は汗や雨で濡れた
状態だと更に強く感じる事ができます。
バーテープのキャップはネジ式で固定する
タイプなので、無理に叩き入れる手間が
省けます。
またバーテープの粘着テープは細くて
はがれやすく、バーテープ交換時に
糊がハンドルにくっつかないので、
テープ糊をはがすイライラ知らずです。
ただ、他のメーカーのバーテープより
値段が2~3倍高いのが唯一の欠点と
言えます。
OGK Kabutoコットンバーテープ BT-02
オージーケーカブト(OGK KABUTO) コットンバーテープ BT-02
OGK Kabutoは大阪にあるメーカーで
こちらも、もともとは自転車のグリップを
製造・販売していて、その後にヘルメット
やバーテープ、サングラスなどを展開して
います。ヘルメットはモータースポーツの
分野にも進出しています。
コットンバーテープBT-02はオーソドックス
なバーテープで、表面にヒダ状の滑り止め
加工が施されており、濡れても滑らない
グリップ力を発揮します。リザードスキンズ
に比べて表面加工はおとなしめです。厚さも
リザードスキンズDSP1.8とほぼ同じ位なので
手が小さくても問題ありません。
値段は1,500円以下とリザードスキンズのほぼ
半額以下で購入できます。
欠点としてはハンドルに固定する粘着テープが
剥がすときに99%ハンドルに残ってしまうので
きれいに剥がす手間がかかる事です。リザード
スキンズと同じ感覚でバーテープを剥がしては
いけません。ドライヤーで熱しながら静かに
剥がす手間がかかります。
Fizik(フィジーク) Tempo マイクロテックス クラシック(2mm厚) バーテープ
Fizik(フィジーク) Tempo マイクロテックス クラシック(2mm厚) バーテープ
サドルで高いシェアを誇るフィジークの
バーテープです。
大体完成車に付属してくるバーテープで
馴染みが深いと思います。
バーテープの色の種類が豊富で、
自転車のカラーに合わせやすく、
表面に細かく穴が開いており雨に
濡れてもグリップ力も問題ありません。
バーテープの表面にロゴがプリント
されているのですが、巻き方でこの
ロゴがズレてしまうので、見栄えを
気にする人にはちょっと合わないかも
しれません。バーテープ側面も白色に
なっているので、せっかく自転車と
バーテープの色を合わせても側面の
白色がバランスを崩してしまう、と
感じる人もいるかもです。(私は
マジックで黒く塗りつぶしました)
おわりに
私は気に入ったものを長く使う
タイプなので、使った種類は少ない
です。値段を考えないならリザード
スキンズ一択で、コスパ重視なら
OGKのBT-02です。