(CANYON HPより転載)
CANYON(キャニオン)のエアロロードバイク
Aeroadがモデルチェンジしています。
キャニオンの最大の売りは販売代理店を
通さずメーカー直販のみでロードバイクを
販売して中間コストを下げ、手頃な値段で
プロと同じ機材を手に入れられることです。
私も以前はキャニオンのロードバイクに
乗っていました。ULTIMATE CF SLX
という上りも平地もそつなくこなす、
オールラウンドモデルでした。ディスク
ブレーキバイク導入のため、他の人に
譲っていますが、とてもいいバイク
でした。
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キャニオンでロードバイクを手に入れる
為の手順はブログで解説しています
のでご覧ください。
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購入したバイクはホイールやハンドルが
外されて入っている以外はすべて組付け
られていますが、最終的なチェックは
行ったほうがいいです。現在は持ち込み
のバイクでも取り扱ってくれるショップも
あります。
ギミック満載の新型Aeroad
HPにはすでに新しいAeroadの情報が
アップされています。
キャニオンHPはこちらから
特徴的な変更点は以下の通りです。
- コラム長を機械的に変更可能
- ハンドル幅を3段階で変更可能
コラム長を機械的に変更可能に
フロントフォークの先にステムを固定する
棒状のパーツがあります。ハンドルの高さを
調整する部分ですが、ハンドルの高さが低く
なれば、パーツの上の部分が余って見栄えが
悪くなるので、今までは長さが余ったコラム
は切断していました。しかし切ってしまうと
元に戻せない事、フロントフォークの素材は
カーボンを使っている事が殆どで、切断に
専用の工具が必要になるので、素人が手を
出すのは敷居が高かったです。
今回の新型ではコラム部分に切り込みと
ネジが確認でき、ネジを緩める事で長さを
無段階で調整できるようになりました。
これで、乗り込んでポジションが変化
しても、自由に調整が可能になっています。
ハンドル幅をネジで調整できるステム一体型ハンドル
ハンドル幅は乗る人の肩幅で決まる
のですが、購入する時についてくる
ハンドル幅はロードバイクのサイズで
固定されていることが多く、購入した
バイクのハンドルが合わなければ新たに
購入しなければならなかったのですが、
今回のステム一体型ハンドルはネジで
3段階(片側±20cm 全体で±40cm)の
調整が可能になりました。ハンドル内部に
ワイヤー上のヒモが通っており、万が一
片側が外れても落ちない様になっている
ようです。ネジも片側2個でしっかり固定が
できそうです。
実際、微妙なギミック。初心者にはいいかも
今回の変更点は、ある程度ロードバイクに
慣れた人には必要なかったかな、と。
まず、ハンドル幅が調整可能なステム一体型
ハンドルですが、接合部分を頑丈にするため
重量は増えているでしょう。接合部分からの
汗や雨水の浸みこみ、ネジ穴がちょうど坂を
登るときに指に触れる上ハンドル部分に
ある事でネジのサビが心配です。
また、ロードバイク購入が2台目以降の人に
とっては、ある程度ポジションも固まって
いるので、必要性は薄いですし、何より
1台目で使っていたハンドルを取り付ける
なら、ハンドル自体いらなくなります。
ハンドル長の調整ギミックも部品数が増えた
事で重量増や、ネジ部のメンテナンスが手間
になります。コラムの切断も見栄えを
気にしなければ無理にする事はありません。
今回の変更はポジションが決まっていない
初心者の方には歓迎されるのではないで
しょうか。
変わらないシートポスト固定のネジ穴位置
シートポストを固定するネジ穴が、前モデル
と殆ど変わっていないようなので、大きめの
トルクレンチはホイールに当たってシート
ポストの固定に使えない可能性があります。
L字型で小型の六角レンチならホイールを
外さなくても大丈夫ですが、しっかりした
トルク管理には向いていません。
一応付属品に専用のトルクレンチが
(規定トルクに固定された簡易的なもの)
入っていますが、精度には不安があります。
また、ネジ穴に泥等が入り込まないように
ゴム製の蓋が付いてきますが、振動などで
簡単に落ちます。最初から取り外すか、
テープで固定した方がいいです。
おわりに
斬新なギミックを搭載した新Aeroad。
電動デュラエースのフルセットがついた
完成車が809,000円とお得です。
また、フレームの作りは変えず、コンポや
ホイールのグレードを落としてさらに安い
バージョンもあります。
しかし、2021年1月よりロードレースに使用
するフレーム規定の改定が決定したので、
今後エアロロードバイクの形状は大きく
変わる可能性がてでいます。
UCIがフレーム規定の改定について事実と認める!2022年モデルはどんな形になるのか・・。 https://t.co/QpB9krHXfk
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) October 7, 2020
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今後ロードバイクのフレームの形が
どうなっていくかは未知数ですが、
新しいAeroadは間違いなくオススメ
できるロードバイクと言えるでしょう。