仕事や家事、育児が忙しくロードバイクに
乗る事から遠ざかっている人に対して、
海外の情報誌「CyclingWEEKLY」が
アドバイスをしていましたので、内容を
和訳してみました。
最初の一歩は考えずにただ乗る
ロードバイクを再開する時に色々考えて
しまいがちですが(何km走ろうとか、
パワーをこれくらいは出そうとか・・)
とにかく最初は何も考えずにただ乗る
事を意識しましょう。乗る事を再開した
事で、これ以上体が鈍る事はないのです
から。
簡単な事から始める
再開一発目で張り切りすぎて疲労困憊
しては、あれやこれや理由をつけて
また自転車から遠ざかってしまいます。
大事なのは、常に余力を残して走れる
状態で帰宅することです。一定のペースで
走れなくなったら、戻る事も大切です。
補給食、水分はこまめに摂る
ロードバイクを再開した時は、乗っていた
頃より体力は落ちているはずです。また
体重は増えているかもしれません。以前の
体力を取り戻そうと休憩なし、補給なしで
走るのは自殺行為です。定期的に休憩を
する、補給食を多めに持って20~30分
おきに摂取するように心がけましょう。
無用のトラブル回避のために点検、修理の練習は忘れずに
始める前に、お近くのバイクショップで
点検を受けることをお勧めします。
予備のインナーチューブやミニポンプを
購入し、ジャージのポケットやサドルバッグに
必要なものを詰め込んでおくことも忘れずに。
パンクしたときに立ち往生しないように、
まずは家でインナーチューブを交換して
修理の練習をしておくといいでしょう。
すこしずつ、こまめに乗る
サイクリングを再開する際に陥りがちなのが、
十分な頻度でサイクリングをしないことです。
週に一度しかサイクリングに出かけないので
あれば、週ごとのフィットネス向上が
感じられない可能性があります。
理想を言えば、少なくとも週に3回は
自転車に乗ることをお勧めします。
たとえ1回が10分でも乗らないよりは
ずっとましです。
重要なのは、毎週、走行時間や走行距離を
徐々に増やしていくことです。
毎週どのくらい増やすかは、前の週に
どれだけ反応したかによります。
しかし、毎週30%以上増やすことは
お勧めしません。
おわりに
サイクリングを再開する時は張り切り
がちですが、再開前と同じようには
すぐ走れません。コツコツ積み上げて
行くのが一番の早道です。