It looks back. While you ride ahead. Introducing Varia RCT715, the first cycling radar that detects approaching cars, continuously records and has a tail light to make you more visible. pic.twitter.com/9cSPz0P66L
— Garmin Cycling (@GarminCycling) May 18, 2022
Garminが後方警戒レーダー、カメラが
搭載されたハイエンドテールライト
「RCT715」を販売開始しました。
重大事故時の証拠保全、グループライド時の撮影に
すでにGarminはテールライトに後方警戒
レーダーを組み込んだRTL515を販売して
いますが、レーダーとカメラを一つに
まとめた製品は今回が初となります。
カメラは最大1080p/30fpsの画質で常時
撮影する事が可能で、専用アプリの
「Garmin Varia」で撮影した画像を見たり
転送したり、カメラ設定をカスタマイズ
することができます。
加速度センサーを搭載しており、数値に
異常が検知された前後の映像を自動で
保存します。
搭載されたレーダーは最大140m後ろの車を検知する
車がRTL715を搭載した自転車の後方に
近づくと、GarminのEdgeシリーズの
サイクルコンピューターを使って
いれば、警告を表示する事ができます。
Garminのサイコンを持っていなくても
スマホに「Garmin Varia」をインストール
していればスマホに表示できます。
本体の大きさは縦10.6cm×横4.2cmとカメラ、レーダー搭載にしてはコンパクトだけど・・
キャットアイのリアライトで私も使って
いる「ラピッドエックス」の大きさが
縦7.4cm×横2.4cmなので、それと比べても
そこまで大きくないです。
ただし、本体を路面と垂直に設置しないと
きちんと後方が撮影できないので、シート
ポストに取り付けるマウントが大きく、
本体を取り付けると後ろに大きくせり出して
います。
シートポストが短いとサドルバックと併用は
難しそうです。
ライトの明るさはRTL515と同じ
- ライトモード: 点灯、ナイトモード、デイモード、プロトンモード
- 明るさ: 点灯20ルーメン、ナイトモード29ルーメン、デイモード65ルーメン、プロトンモード8ルーメン
- 稼働時間:デイモード6時間、プロトンモード5時間、常時点灯、ナイトモード4時間
- ANT+:○
- BLE:○
- Wifi:〇
- 16GB SDカード付属
- 防水等級: IPX7
- 視野角: 220°
ライトの明るさはRTL515と同じですが、
常時撮影の影響で稼働時間はRTL515より
短くなっています。
購入するか?と聞かれれば・・
気になるお値段は44,800円(税込)と
なっています。
正直なところ、後方警戒レーダーは交通量の
多い日本の市街地では使わないかな~と
思っています。稼働時間も最長6時間で、
バッテリーが交換できないと、それ以上の
ライド時はカメラも作動しない事になり、
その時に何かあっては意味がありません。
GoProと普通のリアライトを購入した
方がいいかもしれません。