ロードバイクに乗る上で、絶対に必要な
道具であるサイクルグローブ。なぜ必要か
解説していきます。
グローブが絶対に必要な理由
- 落車した時の手の保護
- 滑り止め
- ハンドルからの振動緩和
- 汗や鼻水を拭くタオル代わり
落車した時の手の保護
バランスを崩して倒れそうになった時、
とっさに手が出る方がほとんどでしょう。
ロードバイクでも同じで、一番多いのは
ペダルとシューズが固定されているのを
忘れて足を地面につけずに転ぶ、いわゆる
「立ちゴケ」時、体や大事な自転車を
傷つけまいと、手で支えようとするはず
です。この時にグローブをしていないと、
手のひらに擦り傷や切り傷を負う可能性が
あります。
スピードが出ている時の落車でも、体や
自転車にダメージがいかないように支え
たり、他の人にぶつからないように手で
減速をしようとしたり、下りでの落車の
場合も、体や自転車が勢いで対向車線や
道路脇にはみ出さないように手で減速
しようとするはずです。スピードが出ている
時に落車すれば、路面がおろし金の様に皮膚
を削り、深い擦り傷を負います。
手が使えないと日常生活がとても不便に
なるので、グローブは必須なのです。
滑り止めに必要
ロードバイクのハンドルは車のものと違い
表面がツルツルしています。ハンドルが
金属のパイプを曲げて作られている為です。
(近年はカーボンの成型技術の向上で、
フルカーボン製も増えてきました。)
走行時に滑っては危ないのでに握る箇所には
滑り止めにバーテープを巻くのですが、汗や
雨で手やバーテープが濡れると滑り止めの
効果が減少してしまいます。手が滑ると
ハンドルに力が加えられず、自転車の
操作が不安定になり、危険です。
グローブをはめれば生地が滑り止めになる
ので、安心して走ることができます。
路面からハンドルに伝わる振動の緩和
ロードバイクのタイヤは細く、空気圧も高い
ので、路面の細かいデコボコの振動を吸収
しきれず、対策しなければハンドルから腕に
ダイレクトに伝わります。
Fizik(フィジーク) BAR GEL 2
バーテープを厚く巻いたり、振動吸収性の
高いゲルパッドをバーテープの間に挟めれば
振動は軽減されますが、手が小さい方は
太くなったハンドルを握るのが大変です。
またハンドル部分の重量増になり、ダンシング
の時にハンドルを動かすのが大変になります。
GELパッドが内蔵されたグローブをはめれば
バーテープを厚く巻かなくても振動が吸収
されるので、オススメです。
汗や鼻水を拭くタオル代わり
これが一番大きいかもしれません。
わざわざハンカチやタオルをジャージの
ポケットに入れて汗や鼻水を拭くのに
いちいち取り出すのは非効率ですし、
危ないです。
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グローブには汗拭き用の生地が織り
こまれている物もあります。必要時に
ハンドルから手を離してさっと拭くだけ
、ライド終了後にきれいに洗えば次の
ライドも清潔です。
おわりに
ロードバイクのパーツの中では目立たない
グローブですが、とても重要な役割がある
事がおわかりになったでしょうか。
値段も他の物より安いので、ぜひ検討して
みてください!