アメリカの特許商標庁のHPで
2020年1月に出願されたシマノの
電動サスペンションを含む電動
コンポーネントの情報が公開されて
います。
サスペンション、ドロッパーシートポスト、リアディレイラーが完全無線化
zu2上の図はフロントシングルを想定し
フロントディレイラーがないタイプ。
ハンドルに取り付けるコントローラー
から無線信号を飛ばし、シートポスト
サスペンション、リアディレイラーを
動作させる作りになっています。
ハンドルに取り付けるコントローラーに
スイッチが数個取り付けられており、
使用するパーツや好みに応じて使用する
スイッチ配置を変更できるようです。
バッテリーをそれぞれのパーツに取り付けるSRAM eTAPに近い作り
リアディレイラーにはバッテリーが
接続されるようになっていて、新型
デュラエースよりSRAM eTAPに
近い作りです。
バインダー2リアディレイラーのバッテリー取り付けの
部分は爪で固定するタイプです。
この機構はシートポスト、サスペンション
同一であり、デュラエースのように1つの
バッテリーですべてのコンポを動かす
わけではないようです。
各パーツの細かい仕様はなく、バッテリー取り付け部の詳細のみ
サスペンションやシートポストなどの
各パーツの細かい仕様は掲載されて
おらず、バッテリー取り付け部のみ詳細に
掲載されている事から、まだまだ正式な
モノではなく、バッテリー取り付け部の
出願だったのでは、と考えています。
おわりに
シマノもいよいよ完全無線化にシフト
してくるのでは、と考えています。