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【ロードバイク】アフターコロナでインドアトレーナー業界も終了。SARIS破産手続き開始【諸行無常】
欧米は既にアフターコロナへ移り、 あれだけ売れまくっていたインドア トレーナー用品は売り上げに急ブレーキが かかりました。バーチャルライドアプリの ZWIFTも自社で開発していたインドアバイク の凍結 ...
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以前ブログでも紹介しましたが、
Zwiftが独自開発していたスマート
トレーナーの開発を凍結し、スタッフを
解雇したり、スマートトレーナーメーカーの
SARISが破算手続きを開始する等、室内
トレーニング市場は縮小していく流れ
でしたが、ここに来て、話題となった
2つのメーカーに動きが見られました。
Zwiftは499ドル(約71,900円)でスマートトレーナーを発表
Zwiftが販売するのはリアタイヤを
はずしてトレーナーに直接固定する
ダイレクトドライブ式のローラ一台です。
従来のローラー台と違い、タイヤとローラー
から生じる摩擦音がなく静音性に優れ、
タイヤの摩耗も防ぐ事がきます。
このトレーナーはオンラインのみで販売と
なっています。
スプロケットは8速から12速に対応しており
最大出力は1,800ワット、最大勾配16%まで
再現可能になっているとの事。
SARISはフラグシップトレーナーを値引き、新製品を発表
SARIS(サリス)は、Zwiftがスマート
トレーナーを発表した事に合わせて、
同社のフラグシップ製品である「H3」を
400ドルも引き下げ、最新のダイレクト
ドライブトレーナー「H4」を発表しました。
H4は12速スプロケットに対応、勾配25%
まで再現可能、最大計測値も2,300ワットと
進化しています。
アルミ鋳造製ハウジングを採用し、
フレームは永久保証、パーツは2年保証と
大盤振る舞いで販売価格は999.99ドル。
(143,800円)値下げしたH3は799ドル
(114,900円)になりました。
SARISは今年6月にウィスコンシン州の
連邦破産法128条に基づく会社更生を
発表し、裁判所での審問が9月23日に
予定されています。この公聴会で、
裁判所は同社の資産をオークションに
より売却する申し立てを検討している
との事。
これからトレーニングを始めたい初心者などを取り込む狙いか
Zwiftはバーチャルトレーニングアプリと
して抜群の知名度を誇っています。
そのZwiftが安価なトレーニング機器を
導入する事は、これからトレーニングを
始めようと思っている初心者を取り込む
目的があるのではないでしょうか。
また、Zwift自体に課金によるグレード
分けを行い、スマートトレーナーに
その権利を付属するなどの抱き合わせ
商法を始める可能性もあります。
おわりに
個人的には固定ローラー台より、
実走感がある3本(4本)ローラー台が
好きです。