先日ブログにしたアメリカの女性グラベル
ライダーの射殺事件ですが、様々な動きが
あったので、追加で紹介していきます。
容疑者はニューヨークへ逃亡?犯行直後の警察の不手際も発覚
ブログでも取り上げたアメリカのグラベルライダー、モリア・ウィルソン殺害の容疑者、ケイトリン・アームストロング。未だ行方不明ですが、防犯カメラの映像からニューヨークに潜伏している可能性あり、との事。 https://t.co/vbqP7dumR6
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) May 25, 2022
第一級謀殺で指名手配されている、
ケイトリン・アームストロングは
現在ニューヨークに潜伏している
可能性があるとの事。5月14日に空港の
防犯カメラにその姿が捉えられています。
彼女はヒューストンを経由しニューヨーク
行きの飛行機に乗った事が分かっていますが
その後の足取りは不明です。
また、地元警察が容疑者の生年月日を
間違えて手配書を作成したため、いったん
事情聴取で本人を取り調べたあと解放して
いたことも分かっています。
容疑者のパートナー、コリン・ストリックランドは2股をかけていた?
容疑者と被害者に共通する関係者の
コリン・ストリックランドは、
それぞれと関係を持っていた事を
声明で発表しています。
容疑者との関係が一時期冷え切った際に
被害者と関係を持ち、元サヤに戻った
あとは、被害者とは清い付き合いだった、
との事です。それが事実なのか、嘘なのかは
分かりませんが、その関係が容疑者の
行動に大きく影響している事には間違い
ないでしょう。
彼をサポートしているメーカーも同じ
考えのようで、バイクメーカーの
スペシャライズド、ウエアメーカーの
Rapha、ホイールメーカーのEnveが
スポンサードの打ち切りを発表して
います。RedBullも彼のスポンサーですが
事件の経過を見て判断するようで現時点
での対応は未定との事。
被害者の家族は彼女の名前を冠した基金を立ち上げた
彼女の家族はクラウドファインディング
プラットフォーム「GoFundMe」で
彼女の名前を冠した基金を立ち上げました。
この基金は、ウィルソンが情熱を注いでいた
サイクリングやスキーなどのスポーツや
アクティビティに若者がアクセスできるよう
支援するものです。目標額は25万ドルで、
現在は11万ドルを集めています。
また彼女のパフォーマンスパートナーの
1つであるThe Feedも募金活動を開始し、
「Ride Like Mo」ボトルの売上すべてを
彼女の名前を冠した奨学金基金に寄付
する事を発表しています。
おわりに
若く才能にあふれた期待の新人が射殺される
という事件が単なる殺人事件ではなく、
同じ競技を行う仲間の恋愛感情のもつれ、と
いう昼ドラをほうふつとさせる事件となって
しまいました。
事件の真実は容疑者が捕まって明らかになる
でしょうから経過を見守りたいです。