2021年6月8日に出願登録された
シマノのコントロールレバー。
シフトスイッチがブレーキレバーと
ブラケットフードに内蔵。
ブレーキはブレーキ・バイ・ワイヤ
の可能性を示唆しています。
デュアルコントロールレバーを一新。ブレーキ、ブラケット内装に。
図1現行のデュアルコントロールレバー
と違い、シフトレバーがなくなって
おり、すっきりとした外観になって
います。
ブラケット部とブレーキレバー部
それぞれに電気回路が内蔵されており
将来的には圧電素子を搭載し、振動で
電力を生み出して電池をなくすことも
検討している様です。
スイッチ入り1すいち2
電気回路部にシフトスイッチとLEDの
インジケーターを搭載できるようです。
ボタンは現行のシフトスイッチより
小さく、ブラケット部のスイッチは
ちょうど親指で押せる場所に設置できる
と思われます。
油圧ブレーキも対応
油圧上の画像は油圧ブレーキ機構を組み込んだ
コントロールレバーです。その他の部分は
機械式と変わらないようです。
将来的には電気信号でブレーキ操作が可能に
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将来的には電気信号でブレーキを
操作するブレーキ・バイ・ワイヤを
示唆する文章も資料に出ています。
The bicycle operating device 10 is operatively coupled to a bicycle brake BC1. In this embodiment, the bicycle operating device 10 is operatively coupled to the bicycle brake BC1 via a control element C1. While the control element C1 is a mechanical control cable in this embodiment, the control element C1 can be other elements such as a hydraulic hose and an electric control cable. The control element C1 can also be referred to as the mechanical control cable C1.
自転車操作装置10は、自転車用ブレーキBC1と動作可能に結合されている。本実施形態では、自転車操作装置10は、制御素子C1を介して自転車用ブレーキBC1に動作可能に結合されている。本実施形態では、制御要素C1は、機械的な制御ケーブルであるが、制御要素C1は、油圧ホースや電気的な制御ケーブルなどの他の要素であってもよい。
この場合でも緊急時は機械式、油圧式
いずれかの機能でブレーキができるように
フォールトトレラント設計(障害許容設計)
が取られる可能性が高いです。