コロナウイルスの感染拡大防止のため
操業を停めていたシマノ マレーシアの
工場が操業を再開したとの事です。
自転車パーツの供給不足に解消のきざし
コロナウイルス感染拡大防止のため操業を停止していたシマノ マレーシア工場が操業を再開。https://t.co/INg4tMAwDT
— yamadai@ロードバイクに乗るアラフィフおじさん (@yamadai606) July 21, 2021
-
【ロードバイク】シマノ・マレーシア ロックダウンで工場閉鎖!パーツ供給はより不透明に【コロナ】
シマノ製品を製造しているマレーシアの 工場が、コロナウイルスのロックダウンに より14日まで閉鎖、とのニュース。パーツの 供給がより不透明になりました。 ロックダウンにより、6割の稼働から完全停止に。 ...
続きを見る
-
【ロードバイク】シマノ マレーシア工場の完全閉鎖が28日まで延長!パーツ供給はますます不透明に?【コロナウイルス】
シマノ マレーシア工場がロックダウンに より14日まで完全閉鎖の続報です。 (在マレーシア日本大使館HPより転載) 5月30日、イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣及びノルヒシャム保健省医務技監が合同 ...
続きを見る
bike-eu.comによるとマレーシア全土での
ロックダウンで操業を停めていたシマノ
マレーシア工場が7月15日から操業を
再開したとの事です。
シマノは、「マレーシア政府の許可を得て、7月15日から工場の操業を再開したことをお知らせします」としています。シマノは、このマレーシアでの工場閉鎖中に、新たに200億円(1億5300万ユーロ)を投じて、シンガポールに新たな生産拠点を建設することを発表しました。さらに、パンデミックの影響で急増するe-bikeや自転車部品の需要に対応するため、さらに130億円(99百万ユーロ)を投じて、日本国内の2つの工場の生産を拡大するとしています。
bike-eu.comより
シマノの国内生産拠点は大阪府堺市と
山口県下関市にあります。
シマノは顧客からのパーツ品薄の声を
受けて本格的に生産増強に力を入れ始めて
います。
シマノはe-bike関連の特許も続々出願している
シマノはアメリカ特許商標庁に
e-bike関連の特許を続々と出願して
います。いまや街乗り用の自転車から、
山間部を走るマウンテンバイク、ロード
バイクにもモーターが搭載されたバイクを
各メーカーが発売しており、欧米や中国
ではe-bikeの需要が急速に高くなって
います。
既存のコンポーネントメーカーである
カンパニョーロやSRAMはe-bike用の
ドライブユニットを作っておらず、
各自転車メーカーが独自にドライブ
ユニットを制作して自社のe-bikeに
搭載しています。この方式はパーツの
互換性がないので修理やパーツ交換が
専門店以外ではできないというデメリット
があります。
シマノはe-bike関連の特許をどんどん出願
する事で、将来的にはドライブユニットや
パーツの規格を統一していくのではないで
しょうか。
おわりに
マレーシアの工場の操業再開、国内拠点の
拡大をもってしても、パーツの供給安定
には、まだ時間がかかると予想しています。
今のうちに必要になるパーツを注文して
おくのがいいでしょうね。