トレーニングや仕事を頑張るには、心身の
リフレッシュが大事ですが、質の良い睡眠を
とる事でそれは可能になります。
「質の良い睡眠」は個人的に「寝つきの速さ」
「目覚めの良さ」と考えています。
スッと眠りに入り、気づいたら朝だった、と
言うのが理想です。
寝床=寝る場所と意識づけ
寝ようと思って布団に潜り込んでもぐずぐず
ゴロゴロしていて寝付けない、という事は
ないでしょうか。そうなると布団に入って
いた時間が無駄に感じて自分に罪悪感を
覚えてしまう方もいる事でしょう。
これは、布団(ベッド)が寝る場所以外に
使われている事が原因かもしれません。
家に帰ってきてベッドに寝ころびながら
スマホや本を見たり、ビールやジュースを
飲んだりしていると、本来寝る場所で
ある布団が食堂やリビングと同じくなって
しまい、寝る場所ではないと頭が判断して
しまう可能性があります。
寝床は寝る場所と明確に分ける事で、
寝床に横になる時は寝る時、と意識づけ
する事で寝つきが速くなると考えます。
床に布団を敷く、ベッドのある部屋に
行く、と言う行動は頭と体に「もう寝る
だけ」と切替を促すスイッチとも言えます。
頭をスリープモードにする
寝つきを良くするためには寝る前に体を
温めてほぐすといいと言われていますが、
寝る直前まで行うのは脳が覚醒状態に
なるので逆効果です。よく言われるのが
寝る2~3時間前に食事や入浴、有酸素運動を
行うという事です。運動や入浴で体の
中の体温(深部体温)を上げると、体を
休ませようと深部体温を下げる命令が
脳から出され、それに伴い眠気が誘発
されます。
毎日決まった時間に起きるようにする
起きる時間がバラバラだと、結局睡眠
時間にも影響が出ます。また、決まった
時間に起きれないと「自分はだらしない」と
罪悪感を抱く人もいます。
そうならないように起きる時間を毎日
一定にする事が必要です。起きる時間を
決める事で、自分が必要な睡眠時間も
逆算できます。
最初のうちは目覚ましを使って同じ
時間に起きる習慣づけをしましょう。
1か月もすれば目覚ましがなくても
起きれるようになります。
おわりに
寝ている時間は誰にも邪魔されない
自分だけの時間です。この時間を
有意義に過ごす為にも質のいい
睡眠をとるようにしましょう。