ロードバイクの購入を検討している方に
とって、最初の一台の購入に踏み切る
のが一番勇気がいる事と思います。
では、どの部分に注目して購入すべきか
考えてみました。
ロードバイクは完成車売り、バラ売りがある
完成車売りは、文字通り買ってすぐ走れる
様に完成された売り方です。(ペダルのみ
別売)反対にバラ売りはフレームのみメーカー
から購入して、変速機やブレーキ、クランク
チェーン、ホイール、タイヤなどは別に
購入して組み立てる売り方です。それぞれに
メリット、デメリットがあります。
完成車売りのメリット
- 購入してすぐ走る事ができる
- 組み立ての手間が省ける
- 購入金額がバラ売りより安くあがる
- 堅実なパーツ選択
初心者にとって難しい組み立て整備をせずに
走る事ができるのが大きなメリットです。
付属するパーツも価格帯にあったグレード
や、そのメーカーオリジナルブランドの
パーツが多く、バラ売りに比べて安いです。
完成車売りのデメリット
- パーツのグレードが廉価版のものが多い
- 組み付けた状態で送られてくるので、初期不良もある
- 好きなパーツを選んで購入できない
サドルやバーテープなど、直に触れるパーツ
が、体にフィットするか、カタログと実車の
色味など事前に分からない事があります。
完成車はメーカーの工場で組み立てられた
状態でお店に送られてくるので、購入店舗が
最終チェックをせずにいると、パーツの
組み付け不良やグリス不足を見抜けず、
購入してからマシントラブルにつながる
恐れがあります。
バラ売りのメリット
- パーツのカスタマイズで自分だけの自転車が作れる
- パーツはオークションなどで安く手に入れる事も可能
バーテープの色からホイールのリムの高さ
タイヤの種類やサドルの形など自分だけの
自転車を作ることができます。これはもし
盗難されても自分の自転車を探す時の
手がかりになります。また、パーツは
ネットオークション等で安く手に入る
可能性もあり、運が良ければ同等のパーツ
グレードの完成車売りより安くなる事も
あります。
バラ売りのデメリット
- 完成車売りより高くつく
- 組み立てに技術や道具が必要
- パーツが揃うまで走れない
自転車を自分好みに揃えようとすると
どうしても完成車より高くなります。
また変速機やブレーキの調整、バーテープ
をハンドルにまく、サドルの高さ、角度の
調整は初心者には難しく、うまくいかないと
メカトラブルの原因になってしまいます。
パーツも注文しても時間がかかるモノも
あり、届くまで走れない状態の自転車を
眺めて過ごす事になってしまいます。
初心者の方は完成車売りの方がいい。乗り倒して自分にあったパーツをさがす
初心者の方が購入する場合は、完成車
売りのロードバイクを購入したほうが
いいです。自分には合わないな、
物足りないなというパーツが出てくる
まで乗り倒します。
ロードバイクは車やバイクと違い、
工具とある程度の知識があればパーツ
を簡単に交換する事ができるので、
乗り倒して交換したいな、と思った
パーツから順々に替えていくことで、
自分に合ったロードバイクに仕上げて
行くことができます。
そのあとにより軽いフレームやエアロ
特性が高いフレームだけ購入して
パーツを移植していくのがいいです。